工場は自宅の隣にある。
大型の機械が所狭しと並んでいた。
下の溝のようなところに収穫されたお茶の葉を入れる。
振動で土などの汚れが落とされる。
コンベアーで運ばれ、スチームで一気に蒸される。
蒸されたお茶っ葉は、ここから揉まれ、攪拌され、もみくちゃにされる(笑)。
巨大なすり鉢のような機械で、お茶っ葉を揉みしだく!
揉んだり攪拌したり、5行程ほどを経由して乾燥させていく。
第1次行程終了、続いて2次行程へと入る。
またもや機械で揉む。手揉みのような状態をつくりだしている。
揉めば揉むほど、香ばしいお茶の匂いが沸き立つ。
4時間ほどで全工程を終了し、お茶の完成!
あの青臭いだけだった葉っぱが、香り際立つお茶に変貌した。
実際、目の当たりにしても不思議である。
>>>その3「ご主人に話をうかがう」に続く。