より大きな地図で 石水峡キャンプ場 を表示
今回は、野遊びに福田K会長の登場なのだ。
実は彼は、この「サルシカ隊がいく」のコーナーにたった一度しか登場していない。
第1回目の「年間計画会議の開催なのだ」にお母ちゃんと奥さんまで従えて参加したのだが、その後の潮干狩りや川くだりには全然参加していないのである。
福田K会長は、山に生まれ、山に育った野ザルなのである。
「今さらアンタ、なんで山の中で宴会したりせなアカンの、ワシ、イヤやに。レストランでフレンチ食べたいに。割烹が好きやに」
と、やたら「にぃにぃ」言って逃げていたのだ。
そんな彼が、唐突にキャンプ場に行こう、というのだ。
「ワシが高校時代に何度かいったキャンプ場を教えたるに。ちょっといっしょにおいんさ」
というわけで、仕事の合間の2時間ちょっとを利用して出かけたのである。
向かったところは、いまやローソクではなく、シャープの液晶テレビですっかり有名な「世界の亀山」である。
津市の中心地から車で30分ちょい。
滋賀との県境の山々に囲まれたところに、そのキャンプ地はあった。
石水渓(せきすいけい)である。
「おおおお、美しい川が流れているではないか!」
隊長の私は思わず声を上げたのである。
このキャンプ地の入口周辺に亀山市が運営管理する研修施設やバンガローがあり、そこは有料であるが、その先に進んだ川沿いのスペースは、無料のキャンプスポットである。
しかし、このあたりは基本的に個人の所有であり、好意で開放してもらっているらしいので、ゴミを持って帰るのは当然!逆に草の1本でも抜いて帰らねばならぬのだ。
「奥ちゃん、こっち、こっち。
僕らはね、こういうところに泊まったんだよ」
と、スーツ姿でサイトを案内してくれるKちゃん。
素晴らしいキャンプスポット(A)
人が少なければキャンピングカーも入れる。
今はシーズンオフなので、人はほとんどいなかったが、夏になると、かなり賑わうそうだ。
キャンプの場所取り合戦が勃発し、この細い道は車で埋まり、Uターンできずに、泣きながら山道をえんえんと走り、滋賀に出てしまって戻ってくる人もいるという。
続いてKちゃんは、水遊びスポットへと案内してくれる。
見てください!この美しい水!岩が多いので水が濁らず限りなく透明です!
天然の滑り台です。ケツが痛そうですが。
ところどころに深い淵があります。
Kちゃん「ここ、ここ!」
この季節に泳いでいる人たちがいました!!
その水泳スポットにおりるには、道の山側を流れる小さな川に下り、道の下のトンネルをくぐります。
まさに秘密スポットという感じです。
この川のトンネルを抜けると・・・
そこには清流が待っているのです。
まだ5月だというのにすでに泳いでいた方々。
近くに住んでいるフィリピンの方々だそうです。
彼らは海パン一丁で泳ぎ、なぜか網でサンマを焼いていました。
すさまじく季節感がないレジャーです(笑)。
掲載の許可をもらって記念撮影。
「ここはいいよー、きれいよー」
私達も、もう少し暖かくなったら、ここに遊びにこようと思います。
みなさんもマナーを守りつつ、是非!