もう知っている人は多いかと思うが、キャンプバー・ランタンの2階には貸し切りの宴会場が存在する。
その名も「テントルーム」。
わずか6畳1間であるが、ソファーがぐるりと壁を囲み、リラックスした状態でオトナ8名、ちょっと詰めて10名、ギューギューに詰めて12名で宴会ができる。
ギューギューはかなり苦しいので覚悟して予約してもらいたい(笑)。
ちなみにここは冷蔵の飲み物を勝手に飲むセルフ式である。
食べものは持ち込んでもかまわない。
が、串揚げまるう本店がオープンすれば、すぐさま出前を頼める。
2階の秘密の通路をつたって、裏口から「はいおまたせ!」となるのである。
まるうはカウンターしかないので、団体さんはこちらでゆっくりテーブルを囲むこともできる。
つまりそういう連携プレイなのだ。
もちろんまりりんでも注文可能。
が、逆にまるうでまりりんの歌を注文してもらっても、近所迷惑になるので困る(笑)。
さて、話を工事に戻そう。
午後の部。
いよいよ壁板を貼り付ける作業である。
傷んでいる部分がある古い壁板の上に、新しい壁板をそのまま貼り付けていく。
木工ボンドと、釘でとめていくのは、王子と花屋の中村さん。
コンセントや窓がないと、貼り付けるだけなのでめちゃくちゃ早い!!
今井さん、外壁の塗装。
白いベース部分は終わったので、今度は色の濃い部分。
傷んだ出入口の木を入れ替え。
新たな木部が接着するのを、まるう夫婦がふたりで固定。
これぞ愛の共同作業。
「あなた、いっしょにいい店にしましょうね!」
「ああ、がんばろうな、おまえ!」
なんてことは一切言っていない。
「これが最初で最後の夫婦の共同作業でございます〜」
と笑っている(笑)。
外壁の塗装も終盤に入る。
しっかり養生テープを貼って木部を濃い茶色に塗り替える。
色を変えるだけでずいぶんイメージが変わるなあ。
ところで。
店を4軒つくって気づいたこと。
それは細かいところにこだわり抜いても、誰にも気づいてもらえないってこと。
こだわるのは大工工事じゃなくて、料理とサービスと雰囲気やね(笑)。
ま、そんな感じで肩の力がいい感じで抜けているので、作業はどんどん進む。
明日の仕事がなくなってしまうのではないかというぐらい進む。
たぶん「おばんざいバルすみす」 のときの2倍ぐらいのスピードになっていると思うなあ。
久保ちゃん、ケロリン、前田さんも入って壁板の取り付けフィニッシュ!!!
なんと5時前に壁板をすべて貼り終え、予定していた工事はすべて終了。
いや、翌日やる作業もずいぶんやっていしまった。
工事のあとは片付け。
特に通りは綺麗に。
早く飲みたいけれど、「おばんざいバルすみす」で注文してある料理がまだ届かない。
だから必要以上に掃除する(笑)。
店内もきれいに掃除を終えたところで、デザイナーの橋本さんが登場!!
橋本さんはすみす、ランタン、まりりんのロゴ、看板など、そのすべてを担当してくれたデザイナーである。
今回のまるうも当然お願いすることに。
お店の外観のイメージ、店内のイメージもいっしょに考えながら、ロゴや、のれん、提灯、看板などの方向性を決める。
なんたって1ヶ月後にはもうお店がオープンなので時間がない。
どんどん進めなくちゃいけないのだ。
そして!!!
まるう工事1日目の工程のすべてが終わって、ランタン2Fのテントルームにてかんぱーい!!!!
サッポロ黒ラベルが喉にしみわたるぜ!!!!
もちろん二次会は歌声サロンまりりんで!!
閉店時間の夜12時まで飲んで歌って大騒ぎ!!
工事時間7時間半。
宴会時間7時間・・・・。
次のも工事だというのに・・・・。
工事を何度してもまったく学べないわれわれなのであった・・・・・。