「お花見パックラフト」第540回サルシカ隊がいく

投稿日: 2017年04月07日(金)09:42




昨年からスタートしたサルシカ・パックラフト企画。
超軽量の風船カヤックで三重の川や湖や海を楽しんじゃおうという企画である。

昨年7月にパックラフトを2艇購入し、津市の雲出川、紀北町の清流・銚子川、松阪の櫛田川を下った。

で、2017年も4月の新年度に入って、いよいよカヌーシーズンの到来となった。
今シーズン初のパックラフト。
ちょいとばかり華やかにいこうではないか、ということで、お花見カヌーならぬ、お花見パックラフトをやってみることになった。






パックラフトのいいところといえばアナタ、なんたって、思いついたらすぐさま行けるところである。
空気で膨らませるインフレータブルのカヤックなのでとにかく持ち運びが楽。
折りたたんだら寝袋ひとつ分ぐらいの重さと大きさ。
バックパックに入れて背負って運べる・・・という意味から、パックラフトと名づけられたのだ。

これが大きなポリ艇などの場合は、ルーフキャリアに運び上げて固定するだけでひと苦労。
ひとりでやっていたらそれだけで疲労困憊。
心が折れる。

折りたたみ式のフォールディングカヤックは持ち運びはある程度楽だが、組み立てるのが面倒。
慣れても失敗することがあるし、夏場だと結構汗がしたたる。

で、あとその船を川まで運ぶのが苦難の道。
肩は痛くなるわ、腰は痛いわ。
こんなに苦労したんだから、水に浮かべた以上はどんどん漕いでやろう遊んでやろうと欲が出てますます疲れていく。
これをカヌー泥沼地獄という(笑)。

それに比べてパックラフトはいかに楽ちんなことか。
そのパックラフトを2艇、軽キャンに放り込み、あとはライフジャケットや着替えを放り込んだらおしまい。
ルーフキャリアに結びつけたのはパドルのみ。
わずか10分で出撃準備終了なのだ!!!
パックラフトに行き着いたら、もうカヌーやカヤックには戻れない。






てなわけで、その日やってきたのは、宮川の上流にある三瀬谷ダム。
さくらの里公園。

桜はまだ三分咲き程度。
まあちと早いけど、気の早いわしらにはこれでいいのだ(笑)。







名古屋方面からだと、伊勢自動車道を伊勢方面へ。
勢和多気のジャンクションで、紀勢自動車道へと入り、ひとつ目の大宮大台ICで下りる。
少し松阪方面へ戻って、宮川に沿って走る県道31号を左へ。
しばらく車を走らせると、三瀬谷の水面が広がりはじめる。

ここは競技用のレガッタの練習場もあり、カヌーやカヤック、そしてバス釣りのボートがたくさん浮かんでいるダム湖である。






なので、船を水に下ろすポイントもしっかりとつくられている。
これは安心で便利。

安定度抜群のパックラフトだが、足場の悪い場所での乗り降りの際はひっくり返ったりのリスクがあるからね。






さーて、船を膨らませよう。
隊長のわたくしは電動ポンプで。
ブイーンと音だけは一人前だが、ぜんぜん膨らまない。






一方、中谷の父ちゃんは手動ポンプで。
汗も出てくるし、腰も痛くなるけど、すごいイキオイで膨らむ。






10分もしないうちに準備完了〜!!!!
疲れず、時間も無駄にせず、たっぷり遊べるのだよーん。






スロープからパックラフトに乗り込む。
普通ならどうしても乗り込む際に足を濡らしてしまうのだが、ここならがんばれば濡れずに乗船できる!!!
今回、わたくしは成功!!!
ドライな環境で船を漕ぎ出すことができたのだ。






中谷の父ちゃんは、長靴をわざわざ持ってきたのに、「太り過ぎて長靴が入んないよ〜」というわけで裸足で船に乗り込んだ。
でもわたくしは知っている。
太ったのも事実であろうが、飲み過ぎで足がむくんでいるのだよ、それは(笑)。






水上から桜を見上げる。
おおおおお、なんと気持ちのよいことか。

桜の向こうに青空が見える。
目の間にはチャプンチャプンと波の音。

これは楽園なのだ。






「いやー、これは風流だな〜」

酒を飲んで夜桜を楽しむのもいいが、たまにはこんな花見もいいもんだ。







春風に吹かれつつ、ゆらりゆらりとお昼寝。
幸せ・・・・・。

が、これだけで終わらないのがわれわれサルシカである。
このあと支流探検へと突入していく・・・。