「大門まちなかバーベキュー!涙と汗の感動ファイナル!②」第585回サルシカ隊がいく

投稿日: 2017年07月14日(金)09:38

大門まちなかバーベキュー最終日。
予想に反してお客さんは4日間で一番の入りであった。

最後の最後までちんどん行列は商店街を練り歩き、盛り上げた。
午後10時の閉店時間を30分ほど延長し、そして終了・・・・。

みんな体力の限界まで疲れていたけれど、これまで以上のスピードで片付けをした。
わずか30分で片付け終了。

そして新たにテーブルをセットし、スタッフの打ち上げバーベキューをすることになった。
そう、「大門まよなかバーベキュー」である。

商店街の理事長のチカちゃんからお礼のあいさつがあり、そして乾杯。
そこで、ちんどんチームが、われわれスタッフのために最後の演奏をしてくれることになった。

なんと!
大門商店街と、われわれのためにつくってくれたオリジナル曲なのだ。

タイトルは『ひとあかり』。
そう、ランタンのひとつひとつの灯りからイメージされた曲である。

ひとまばらに映る
この街に
ひとあかり
優しく灯る
寂しくも映る
そのあかりは
始まりの
灯りとなる
ひとつ ひとつ
増えゆく 足跡
ひとつ ひとつ
また灯が灯る

ひとり また ひとり
集う街に
ひと灯り ひと灯り
灯るよ
いつかの日に見た
あの灯りが
ふたたび 時を刻む
ひとつ ひとつ
増えゆく 足跡
ひとつ ひとつ
また灯が灯る

賑やかに
飛び交う 笑い声
笑顔の花
咲き誇る街に
やがて花は
実となり 種となり
花咲く街となる
ひとつ ひとつ
増えゆく 足跡
ひとつ ひとつ
また灯が灯る

作詞作曲/歌雩太風(utautaihu-)

なんと、この大門商店街のいまを見つけた歌であろうか。
そして、
なんと、われわれの心をとらえた歌であろうか。

最初は大いに盛り上がっていたスタッフたちは、いつしか歌に聞き入っていた。
リズムと詩が心に染みわたった。

みんなの思いがひとつにつながり、共鳴しているようだった。
そして、歌っていたフーちゃんがこらえきれずに泣いた。

「こんな素敵な場所、時間、みんなといっしょに過ごせて本当にうれしい・・・・」

そんなことを言った。

それは、わたくしもいっしょだった。
たぶんそこにいるみんなが同じ気持ちだったに違いない。

「じゃあ、飲もう! 肉を焼こう!!!!」

このイベントで、スタッフが肉を焼いて食べるのはこれがはじめてだった。
みんな、おにぎりを途中でひとつふたつ頬張りながら、肉の煙の中で動き回っていたのだ。
中にはまったく食事ができない者もいた。

本当なら来てくれたお客さんに感謝をしなくちゃならないんだろうけれど、今回はまずメンバーに感謝をしたい。

本当にみなよく働いていくれた。

ノーギャラなのに。

普段仕事で疲れているはずなのに。

商店街にお店があるわけでもないのに。

商店街のために。

地域のために。

汗を出し切り、がんばってくれた。

本当にみんなありがとう。
そして、
最後に。

大門まちなかバーベキューに来ていただいたみなさん。
心より感謝します。

大門まちなかバーベキュー。
必ずまた、帰ってきます!!

ひとつひとつ、また灯りをともすために・・・・・・。