第25回「奇跡の清流・魚飛峡へいく」

投稿日: 2008年07月01日(火)14:23

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[googlemap lat=”34.10562184228536″ lng=”136.17725372314453″ width=”400px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]三重県北牟婁郡紀北町[/googlemap]

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魚飛渓(うおとびけい)、魚跳渓(うおとびけい)、魚飛峡(うおとびきょう)・・・。
たくさんの名前というか呼び名があって、いまだどれが正しいのかわからない。

巨岩、奇石がつらなり、その間を凍てつく緑の清流がサラサラと流れる。
正確な名前はよく知らないが、この川の素晴らしさは誰もがうなる。

日本にそういくつもない、美しき奇景だ。

場所は三重県南部。
尾鷲の手前といえばわかりやすいか。
高速も途中までしかなく、三重の津市からでもかなり遠いところである。

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今日は予定していた仕事が2つも飛んでしまい、隊急きょ休みになっちゃったのである。
しかも外は晴れている。

「これはチャンスだ・・・・・!!」

隊長の私と妻のM子はオレンジのカングーに乗り込み、2時間ほど走って三重県北牟婁郡紀北町にある魚飛渓へときてしまったのである。

ここは昨年のお盆にバカエミ一家とキャンプしたところ。
実は、バカエミとM子のふたりは、ここの清流で泳ぎ、潜り、感動して、スキューバ&シュノーケリングの世界にドップリと入っていってしまったのである。

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広くなった道の脇に車をとめ、さっそくお着替え。
M子はすぐさま水に飛び込めるように、家から水着をきてきた。
隊長の私はフルチンで着替える。
途中、車が通り過ぎていってちょっと慌てた。
たぶん向こうもかなり慌てたことであろう。
すまぬ、目汚しであった。

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川に下りるには、ガードレールを越えて、岩をつたって下りなくてはならない。
だから両手が使えるようリュックにすべての荷物を入れる。
ウェットにリュック。
一体なにをしにいくんだか・・・?

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眼下にエメラルドグリーンの清流が見える。興奮してくる。いいぞいいぞ!いまいくぞぉ!ガードレールをこえて、岩をおりる。
ここで滑り落ちると、かなりの可能性で大怪我をする。そして死んじゃう可能性もある。

今回はM子とふたりだけだからいいが、ここに子どもたちがいると、かなりハラハラする。
見てるだけでドッと疲れる。

しかし、それを乗り越えると、美しき水がまっているのだ!

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深さ2mほどだが、底がクッキリと見える。
アユ、ドンコがうじゃうじゃ泳いでいました。

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千畳岩の上で。
本当にデカイ一枚岩です。ここで天然の滑り台とかもできますよ!

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まずバカは飛び込む。

「ひょおおおおおおおおおおお!」

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続いて隊長も飛び込む。

「ひゃほおおおおおおおおおおおお!」

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そしてエビタモでテナガエビをとりました。栄えある1匹めはM子がゲット!

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さんざん泳ぎ、もぐり、そして「うひゃうひゃ」騒ぎながらテナガエビを捕まえた。
水溜りに入れておいたら、いつのまにか全員に逃走されてしまった。

「から揚げチリソースかけにする予定だったのに!! ぐょ~~~~~~~!!!!!」

M子が地団駄を踏んだのはいうまでもない。

しかし彼女はおサルなので3秒で忘れる。
今度は天然の滑り台を楽しむ。

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「ほひょひょひょーーーーーーーーーー!!」

奇声をあげつつ滝つぼに落ちていく。

今回、水中写真はない。
防水のザクティが壊れて修理中なのだ。

あの魚影をお見せできないのがなんとも悲しいことである。
で、私とM子は、そのまま津に戻り、仕事をするバカエミに「いやあ、ホントに楽しかった」と自慢をしにいくのである。

私たち夫婦はかなりタチが悪いのである。
で、当然、バカエミが怒り狂ったので、早々にまたここにくる予定である。

それまでにカメラが直っていたら、もっとキチンとレポートするのだ。
今回はおしまい!!!

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