校舎の外で宴会準備がはじまる一方で、動画撮影チームが準備に追われていた。
8月20日の「みさとの学校マルシェ」でいよいよ公開される第七劇場のお化け屋敷「呪いの第七霊安室」。
その入口で流すプロローグ映像の撮影が行われるのだ。
完全にネタバレになるので、まだ映像を見ていない人は、一番下のリンクからまずご覧になってからこの記事を読んでもらいたい。
「呪いの第七霊安室」の設定は、もともと長野小学校の建物は病院で、図工室の奥の準備室にて、閉ざされた扉が発見されるというところからスタートする。
そこで昭和の初期から時の流れが止まったままのような霊安室が発見されたのだ。
テレビのレポーターがその図工室に足を踏み入れたときに目の当たりにしたもの・・・・・
それは黒板いっぱいに広がった手のあと・・・・
というわけで、マルシェの出店者のみなさんに手形をつけてもらうことに。
本当は血の手形がよかったのだけれど、そのまま拭き取ることができないと、それこそ恐怖の小学校になってしまうので(笑)、まずはチョークでやることに。
最初、チョークを手に擦りつけてやってみるが、黒板に白い汚れがつく程度。
手形だとわからない。
で、チョークを粉末に砕いて手のひらにつてやってみるが、それもダメ。
で、お買い物班に購入してきてもらったのが、ベビーパウダーと片栗粉(笑)。
念のため、赤と黒の水性絵の具。
いろいろと試した結果、ベビーパウダーと片栗粉を混ぜ合わせた粉が一番手形がくっきりと残ったので、それで黒板をベタベタと。
どう?
けっこう不気味でしょ?
撮影のことをしらないスタッフが部屋に入ってきて、「ひええ!」と悲鳴をあげていた。
すまぬすまぬ。
テレビのレポーターがこの黒板の手形を発見したあと、いきなり何者かに襲われる。
そして床に叩きつけられるように倒れる。
が、本当に叩きつけるとレポーター役の役者さんが死んでしまうので、体育館からマットを運んできて敷くことに。
そんな仕込みをしている間に、撮影チームのVIVOTVの山田くんと野村さんがやってくる。
ふたりは、わたくしの出演しているテレビ番組のコーナーを担当してくれていたこともあるし、この長野小学校でドローンの体験会も開催している。
マルシェ当日もドローン体験会をやってくれるのだ。
ふたりはさっそく撮影の段取りを。
野村さんが倒れるレポーター役を代役している。
が、マットがあると倒れたあと弾んでしまってやはり不自然。
さて、どうするか。
試行錯誤がつづく。
日暮れまでは宴会準備をしながら待ち時間。
当然のようにマットに寝転ぶ中谷のとうちゃん・・・。
このあと、マットが父ちゃんの汗でじっとりと湿っていて、誰も倒れる練習をしなくなった。
そして挙句に、このマットを使わないことに決定(笑)。
暗くなっていよいよ撮影。
生音撮影だったので写真を撮ることができず、撮影シーンはこれだけ。
撮影はおよそ30分で終わった。
早い?
そりゃあ、だってねぇ、もうすでに宴会の準備が整って、外からバーベキューのええ匂いが漂ってるんだもの(笑)。
撮影機材をすぐさま撤収して、宴会に合流。
「さあ食うべ、飲むべ〜〜!!!!」
学校での宴会、合宿は楽しい。
そういや、PTAでもこの場所でこういうことやったなあ。
みんなが盛り上がっている中、山田くんと野村さんは撮影したばかりの映像を編集中。
きょうここで完成させちゃうのだという。
漂ってくる焼肉の匂いに「きええええええ!」となっている野村さん。
目がお化けみたいになってるよ!(笑)
そして完成後、宴会しながらみんなで試写。
大いに盛り上がる。
津市大門のサルシカプロデュース店舗のひとつ「歌声サロンまりりん」で、「パパリンナイト」というイベントに参加していた中谷の父ちゃんがお土産を持って帰ってくる。
バーベキューが終わっても、宴会は終わらない。
エアコンの効いた保健室の座敷に場所を移し、乾き物と父ちゃん土産のビールでさらに乾杯!!
明日も作業があるのに夜はどんどん更けていく。
夜12時。
ようやく寝る準備。
隊長のわたくしと、愛知県から参加しているプルプル田中さんは、保健室にテントを張った。
本当は校庭にテントを張って寝るつもりだったのだが、恐怖映像を撮影して、試写まで観てしまって怖くなったのでここにしたのだ(笑)。
「みさとの学校マルシェ」準備イベント初日はこうして終わった。
「呪いの第七霊安室」のプロローグ映像はこちら!