写真/フォトグラファー加納 テキスト/サルシカ隊長
「みさとの学校マルシェ」の開催場所である旧長野小学校の駐車場は、メインのグランド、来客&職員用、第二駐車場を含め、すべてが満車の状態が続いていた。
長野小学校から5キロほど離れた美里総合支所への誘導がすでにはじまっており、ワゴン車4台とマイクロバス1台によるピストン輸送がはじまっていた。
そして、
普段はほとんど人が乗っていない路線バスからも大勢の人が下りてきて長野小学校への坂をのぼる。
帰る人よりもやってくる人の方が圧倒的に多く、学校の中の人口密度はどんどん増えた。
150人分を用意した食事スペースもまったく足りない状態。
マルシェ開始から1時間。
11時になって、露天コーナーはさらに活気づいていた。
ノルディックの参加者がコースを歩き終えて帰ってくる。
朝、出発したときの牧歌的な様子とまったく違う、騒然とした様子にみんな驚く。
その頃から、学校したの旧道の交差点で渋滞が見られるように。
学校の駐車場は満車なのに、臨時駐車場への誘導が目立たず、ここまで来てしまっているようだった。
対応に動く自治会長の細野さん。
臨時駐車場である美里総合支所へ折れる交差点にもっと大きな「小学校満車」の看板と、人員が必要。
すぐさま割り振りをして対応する。
看板をつくって交差点へ向かう中谷の父ちゃんの車にカメラマンの加納さんが同行。
すでに国道でも渋滞がはじまっていた。
国道163号の渋滞は、一番ひどいときで3キロ以上。
ほぼ動かない状態にもなったという。
マルシェの来場者だけでなく、近隣のみなさんにもご迷惑をおかけした。
一方、臨時駐車場となった美里総合支所でも、混乱が起きていた。
総合支所と長野小学校をつなぐ国道で渋滞が発生してしまっているため、シャトルバスも巻き込まれて思うようにピストンができない。
バス待ちは一時90分を超えた。
真夏日の直射日光の中、本当にみなさんにはご迷惑をおかけした。
すべてが想定外であったが、それは言い訳にならない。
万一に備え、もっともっとオーバーキャパで考えておくべきであった。
駐車場にしても、総合支所が満車になった場合の駐車場を保険として用意をしておいたが、あくまで保険であって、実用するシミュレーションをしなかった。
が、実際は用意したすべての駐車場を使った。
今回の交通の混乱の責任は、サルシカの代表のわたし(奥田)にある。
マルシェの翌日、主催の協議会「みさっと長野」の会長や美里の総合支所長は警察に報告とお詫びに行ってもらった。
が、今回のマルシェのプランをまとめたのはわたしであり、見通しが甘くみなさんに迷惑をおかけしたのもわたしだ。
この場を借りて、
お詫びいたします。
今回の問題点、反省点は必ず次回までに是正し、改善し、もっとたくさんの人に楽しんでもらえるイベントにするよう最大限の努力をしていきます。