写真/フォトグラファー加納 テキスト/サルシカ隊長
「みさとの学校マルシェ」では、体験ワークショップのほか、たくさんのイベントが併催された。
ここでは、そのイベントの様子を紹介しよう。
その前に。
マルシェがスタートしてから、マルシェ統括のモルタン川村は、会場内を目まぐるしく動いていた。
各ブースの出店者に声をかけ、販売状況や売り切れ、トラブルなどをひとつひとつ確認していく。
自分のかき氷ブースは人に任せて近寄りもしない(笑)。
お客の流れをしっかりと確認し、出店者にフィードバックしていく。
このフォローアップの体制が、モルタンマルシェの強みであろう。
Facebookを使っての情報の共有化、発信、そして万全のフォロー体制。
彼が仕掛けるマルシェの成功は条件の良さや偶然は関係なく、必然なのだ。
モルタンがマルシェ内を固める中、サルシカ隊長のわたくしはマスコミ対応に追われる。
本来は、協議会の会長の任務であったが、駐車場と渋滞の対応に追われて学校の外に出ていたので、わたくしが代行。
イベントのひとつ、林家菊丸さんのらくご会がはじまる。
午前11時、午後13時、午後14時、午後15時。
計4回の高座である。
美里といえば菊丸さん。
毎年、美里町の平木の夏祭りにも来てくれているのでファンが多い。
今回は時間がなくて、菊丸さんとわたくしは控室で数分話しただけであった。
菊丸らくご会の音響を担当する山中さん。
こんな機材を導入してやっていたのだなあ。
さて。
「みさとの学校マルシェ」最大の目玉といっていいのが、第七劇場によるお化け屋敷「呪いの第七霊安室」。
各回満員で、一時は90分待ちの状態だったとか。
整理券を配布していたので大きな混乱なく進められていた。
実は隊長のわたくしはこのお化け屋敷を体験していない。
怖かったのだ(笑)。
リハーサルのときは密着テレビカメラも入っていたので、半狂乱になって怯える情けない姿をさらしたくなくて逃げた。
で、本番は時間がなくて覗くこともできなかった。
まず青の部屋。
校長室に案内される。
ここで事前に物語の世界へと案内される。
案内役はサルシカ秘密基地に居候している劇団員イブキング。
美里ではそこそこ顔を知られた人間なので、「あ、伊吹だ!」と子どもたちに言われて怖がられない(笑)。
そのあと赤の部屋、霊安室へと通される。
15名ずつ。
足を踏み入れた途端、お客さんは、お芝居と言うか、ホラー映画の中の登場人物になるのだ。
15人のお客さんは、ロッカールームや棚の下など、さまざまなところに身を隠すことになる。
が、そこを、三浦くんが扮するゾンビ(?)に襲われる。
狭いところに隠れているので、もうそれ以上逃げ場がない。
そこにゾンビが機敏に騒ぎ立てて襲いかかるのだ。
逃げ場のない恐怖。
これまでになかったお化け屋敷なのだ。
結果、怯えてなく子どもたちが続出。
地域に根ざした世界的劇団の第七劇場であるが、しばらくは子どもたちは近寄らないはずだ(笑)。
ちなみに、劇団員の三浦くんのスペシャルメイクは、ティッシュと絵の具で施されている。
すごいもんだなあ。
続いては体育館で行われていた一般社団法人三重ドローン協会によるドローン体験会。
実際にドローンに触れて飛ばせるとあって子どもたちを中心に大人気!!
ドローン飛行のルールなどまじめな話も少しあったそうだ。
長野小学校の体育館は広いので、ドローンを十分飛ばすことができる。
今後も、この長野小学校で、一般のドローン体験は開催される予定なので、ぜひチェックしてもらいたい。
ドローン体験の隣では、われわれサルシカによるアーチェリータグ体験が!!
みずのっち、高木夫妻、息子の4名で、次々に体験してもらう。
まずはステージを利用して、アーチェリーを射つ練習から。
ある程度撃てるようになったら、ルールの説明を受けて、いざ練習試合となる。
この日だけでなんと140名の人がアーチェリータグを体験!
ちなみに、このアーチェリータグは、この長野小学校で定期的に体験会を開催していく予定である。
また、津まつりでは、大門商店街でも体験できるイベントを開催予定である。
ぜひ楽しみにしてもらいたい。
というわけで、いよいよマルシェの中盤へと突入していく・・・・。