みさとの学校マルシェ

「イベントも大盛況」第609回サルシカ隊がいく 2017年08月30日


写真/フォトグラファー加納    テキスト/サルシカ隊長

「みさとの学校マルシェ」では、体験ワークショップのほか、たくさんのイベントが併催された。
ここでは、そのイベントの様子を紹介しよう。

その前に。
マルシェがスタートしてから、マルシェ統括のモルタン川村は、会場内を目まぐるしく動いていた。
各ブースの出店者に声をかけ、販売状況や売り切れ、トラブルなどをひとつひとつ確認していく。

自分のかき氷ブースは人に任せて近寄りもしない(笑)。

お客の流れをしっかりと確認し、出店者にフィードバックしていく。
このフォローアップの体制が、モルタンマルシェの強みであろう。

Facebookを使っての情報の共有化、発信、そして万全のフォロー体制。
彼が仕掛けるマルシェの成功は条件の良さや偶然は関係なく、必然なのだ。

モルタンがマルシェ内を固める中、サルシカ隊長のわたくしはマスコミ対応に追われる。

本来は、協議会の会長の任務であったが、駐車場と渋滞の対応に追われて学校の外に出ていたので、わたくしが代行。

イベントのひとつ、林家菊丸さんのらくご会がはじまる。
午前11時、午後13時、午後14時、午後15時。
計4回の高座である。

美里といえば菊丸さん。
毎年、美里町の平木の夏祭りにも来てくれているのでファンが多い。

今回は時間がなくて、菊丸さんとわたくしは控室で数分話しただけであった。

菊丸らくご会の音響を担当する山中さん。
こんな機材を導入してやっていたのだなあ。

さて。
「みさとの学校マルシェ」最大の目玉といっていいのが、第七劇場によるお化け屋敷「呪いの第七霊安室」。
各回満員で、一時は90分待ちの状態だったとか。

整理券を配布していたので大きな混乱なく進められていた。

実は隊長のわたくしはこのお化け屋敷を体験していない。
怖かったのだ(笑)。

リハーサルのときは密着テレビカメラも入っていたので、半狂乱になって怯える情けない姿をさらしたくなくて逃げた。
で、本番は時間がなくて覗くこともできなかった。

まず青の部屋。
校長室に案内される。

ここで事前に物語の世界へと案内される。
案内役はサルシカ秘密基地に居候している劇団員イブキング。

美里ではそこそこ顔を知られた人間なので、「あ、伊吹だ!」と子どもたちに言われて怖がられない(笑)。

そのあと赤の部屋、霊安室へと通される。
15名ずつ。
足を踏み入れた途端、お客さんは、お芝居と言うか、ホラー映画の中の登場人物になるのだ。

15人のお客さんは、ロッカールームや棚の下など、さまざまなところに身を隠すことになる。
が、そこを、三浦くんが扮するゾンビ(?)に襲われる。

狭いところに隠れているので、もうそれ以上逃げ場がない。
そこにゾンビが機敏に騒ぎ立てて襲いかかるのだ。

逃げ場のない恐怖。

これまでになかったお化け屋敷なのだ。

結果、怯えてなく子どもたちが続出。
地域に根ざした世界的劇団の第七劇場であるが、しばらくは子どもたちは近寄らないはずだ(笑)。

ちなみに、劇団員の三浦くんのスペシャルメイクは、ティッシュと絵の具で施されている。
すごいもんだなあ。

続いては体育館で行われていた一般社団法人三重ドローン協会によるドローン体験会。

実際にドローンに触れて飛ばせるとあって子どもたちを中心に大人気!!
ドローン飛行のルールなどまじめな話も少しあったそうだ。

長野小学校の体育館は広いので、ドローンを十分飛ばすことができる。
今後も、この長野小学校で、一般のドローン体験は開催される予定なので、ぜひチェックしてもらいたい。

ドローン体験の隣では、われわれサルシカによるアーチェリータグ体験が!!
みずのっち、高木夫妻、息子の4名で、次々に体験してもらう。

まずはステージを利用して、アーチェリーを射つ練習から。
ある程度撃てるようになったら、ルールの説明を受けて、いざ練習試合となる。

この日だけでなんと140名の人がアーチェリータグを体験!

ちなみに、このアーチェリータグは、この長野小学校で定期的に体験会を開催していく予定である。
また、津まつりでは、大門商店街でも体験できるイベントを開催予定である。
ぜひ楽しみにしてもらいたい。

というわけで、いよいよマルシェの中盤へと突入していく・・・・。

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