「やまびこカフェ2017年9月」第612回サルシカ隊がいく

投稿日: 2017年09月11日(月)08:00

サルシカ秘密基地は、何百人ものサルシカ隊員がおもに廃材を利用しておっ建てた「建築物」とも言えないようなシロモノなのであるが、なんと飲食店の営業許可を取得している。

そして、飲食店経営においては、その施設ごとに、専任の食品衛生責任者を置かなければならないので、調理師免許を持っているM子(隊長妻ね)がその責任を追っている。

が、やまびこカフェを運営する平木やまびこ会の会長はとても真面目で、やまびこカフェのスタッフはみな食品衛生責任者になるべきだと考えている。
まあそれぐらい衛生には気をつけろという意味であろうが、実際に講習を受けて、食品衛生責任者になったスタッフも誕生!

ボランティアだから、と甘えないこの姿勢。
商売でもボランティアでも、食中毒を出したら大変なのである。
みんなに迷惑がかかる。

だからスタッフ全員が食品衛生管理者になるぐらいの勢いで、情報を共有し、ともに学び、次へ進もうと考えている。
本当にすばらしいのである。

さて、
2ヶ月ぶりのやまびこカフェである。

8月は暑すぎて屋外のカフェは衛生的に不安なのと、お盆の時期はお母さんたちがみな忙しいということで、基本おやすみなのだ。

参考までに言っておくと、毎年1月と8月がおやすみ。
正月とお盆のときがお休みなわけですね。

トレーラーハウスに新たなソファが登場!!
これも集落の方にもらったもの。
椅子やテーブルもあちこちからもらったので、丸パイプ椅子はほとんど使わなくてよくなった。

カフェの準備はタマゴを茹でるところからはじまる。
が、この数を決めるのが、いつも大変。
1ヶ月休んだあとは、だいたいお客さんの参加は少ない。
開催日を忘れているのだ(笑)。

雨が降ってもお客さんは激減。

天気を見て、法事やイベントの状況をいろいろ考えて、茹でるタマゴの数を決定するのだ。

トレイをすべて洗って拭き上げる。
前回のとき洗ってしまってあるのだから別に洗わなくていいような気がするけれど、全員食品衛生管理者をめざすお母さんたちは洗う。

ちなみに。
わたくしと中谷の父ちゃんならば、絶対に洗わない(笑)。

ボードに本日のメニューを書く。
担当は、谷田さん。

テーブルセットは坂本さん。
いつのまにか役割はおおよそ決まっている。

厨房で料理を担当するのは、千恵子さん。
森さんフォロー。

お母さんたちは味だけでなく、見た目も重視。
色合いやバランスを考えている。

はい、こちらが本日のモーニング!!
これにコーヒーがついて200円ですよ〜!!

メニューの詳細はボードをどうぞ。

よく見ると、次回の開催日が書いてありますね。
実はこれは、一般にはあまり公開しない開催日のこっそりお知らせでもあったのですが・・・次回は開催日が変わりましたのでご注意を。
前週の日曜日です!!

スタート時間の8時になると、まずは集落のみなさんが集まってくる。
みんなで集落の坂道を歩きながら、話しながら、笑いながら。

予想通り、お客さんはちょっと少なめだったけれど、ゆっくり楽しんでもらいました。

お客さんをお見送りして、スタッフのお母さんたちの食事タイム。
ひとりのスタッフが早めに帰るというので、残ったパンやらゆで卵をみんなでエプロンのポッケに放り込む。

ついでに口にも突っ込んで帰っていく(笑)。

こんな楽しいお母さんたちのカフェが、三重県津市美里町平木で開催されているコミュニティ・カフェ。
月に一度の「やまびこカフェ」なのです。