(写真は参考資料です)
いきなりではあるが、我われサルシカ隊は、7月19日(土)に鈴鹿サーキットの国際レーシングコースで開催される8時間耐久レースに出場することになった。
F1に並ぶ鈴鹿の大イベントに、ついに我われも参加なのである。
もう大変なことなのである。
みんな「ひかえおろう!!」なのだ(笑)。
レースを1週間前に控えた本日。
我われ「サルシカ隊レーシングチーム」は、三重のお茶の間の友だち「三重テレビ」に結集したのである。
なんたって8時間耐久なのである。
テレビだって放っておかないのだ。
我われの活躍は、なんとテレビに放映されるのである。
サルシカ隊レーシングチームは、悪ガキ&山ザル&ガキ大将で構成されている(笑)。
テレビ局やスタジオなどに足を踏み入れるのは、初めてのことなのだ。
朝も早いというのに、みんなテンションが高いのである。
事情があって私以外はみな作業着である。
朝、三重テレビの玄関前でディレクターを待っていたら、警備の人に「あんたたち何の工事の人?」といわれてしまった(笑)。
「おおー、スタジオやでスタジオ」
「隊長はいつもここで撮影しとるんか」
「うわー、照明がついたでぇ!」
サルシカ隊レーシングチームの面々はもう子供のように大騒ぎなのである。
ここで、
「みんなぁ、がんばろうぜぇ!」
「おーう!!」
みたいなシーンを撮影する。
今回のレースには、「岩田川くだり」を隊長ともに体験した、落語家の林家染弥さんも出場する。
たぶん彼は、「サルシカ隊と行動を共にするとロクなことがない。大変なことばかりだ・・・」と思っているに違いないのだ。
続いてマシーンを調達しにあるところに出撃した
「じゃ、レーシングマシーンを調達しにいくぞ!」
という隊長のかけ声で向かったのは、津市内にある一般および産業廃棄物のリサイクルセンターである。
ディレクターと名刺交換する野瀬社長。
そして後ろに河戸営業部長。
彼らも共にサルシカ隊。
で、ここに来た目的は・・・・。
自転車。
そうなのである。
今回の8時間耐久は自転車のレースなのである。
我われサルシカ隊レーシングチームは、その耐久レースに、ゴミとして捨てられた自転車をリサイクルして出場しようというのだ!
捨てられた自転車が集められている。
「うわああ、結構ありますよ、これ・・・」と染弥さん。
自転車を拾う前に、ちょっと撮影の打ち合わせ。
「まだまだ使えると思えるものもどんどんゴミとして捨てられているんですよ」と野瀬社長
「オイコラさぼってるんじゃない!自転車を拾うぞ、自転車を!!!」
野田隊員が自転車のゴミの中に飛び込む。「これなんかええんと違うん?」
「そりゃ運び出せぇ」「わっせわっせ」「隊長、マジでこの自転車でレースでるんかぁ」
だからみんな作業着だったのですね
「この自転車なんて全然壊れてませんよー」
と、染弥さん。
新品同然とは言いがたいが、タイヤの空気が抜けているぐらいで、どこも壊れていそうなところはない。
なぜこんな自転車が捨てられるのだろう。
「もったいないなぁ・・・」どの隊員も口に出した言葉だ。
このゴミの自転車でレースに出て、十分に活躍できることを実証するのだ。
「よっしゃあああああ」と試走する染弥さん。
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