「道後温泉でP泊なのだ」第617回サルシカ隊がいく

投稿日: 2017年10月06日(金)09:06

愛媛県松山市。
夏目漱石の「坊っちゃん」の舞台になったところね。

香川県の高松から愛媛の松山まで、思っていた以上の距離がある。
150キロぐらいかな。
遠かったけれど、どうしてもこの道後温泉には来てみたかったのだ。

ご覧ください。
この道後温泉本館の勇姿を。

道後温泉本館は、日本最古といわれる道後温泉のシンボル的存在。
1994年、日本の公衆浴場として初めて、国の重要文化財に指定されるが、現役の公衆浴場として営業を続けているのである。

昔は、近隣の宿には風呂はなく、宿からこの本館に通ったんだという。

いま、道後温泉本館を取り囲むように近代的なホテルが立ち並ぶ。
当然そのホテルには温泉も浴室もあるが、たくさんの人が道後温泉本館に入り来るのである。

道後温泉本館に一番近いパーキングは、この石垣の小高い山のうえにある。
そこから本館を一望できるのだ。

夕方。
早々にパーキングに車を停めて、まずは宿泊準備。

車に戻ってきたらすぐさま眠れるように準備、準備。

たぶん酔っ払ってるからね。
それから後部座席をベッドにしたり、窓をクローズしたりするのは面倒だから(笑)。

P泊準備を終えて、われわれ夫婦が向かったのは、温泉ではない。

温泉を出たあと、どこのお店で飲むか。
どんなお店があるか。
事前チェック!!

こういうことだけは用意周到(笑)。

道後温泉本館のまえには、商店街が広がっている。
その1本外れた細い通りで射的屋さんを発見!!

実はわれわれサルシカは、10月7日8日の津まつりで、射的大会を開催するのだ。
これは勉強せねばならぬのだ。

射的に挑み学ぶ、勉強熱心なわたくし。

射的の奥深さ、おもしろさ、そして悔しさを知った(笑)。

射的屋のおいちゃんにおすすめのお店を教えてもらって、ようやく道後温泉本館に入る。
建物の風情も泉質もすばらしい。

本館の中には天皇陛下専用の浴室や控室がある。
なぜならば、むかしは陛下が来ても、近くの宿にはお風呂がなかったので、ここに来るしかなかったのだ。

さすがに庶民のみなさんといっしょに「ぷひ〜」とはいかないので、専用のをつくったということ。
撮影禁止だったので、これはぜひ行って見てもらいたい。

見学つきでも1500円もあればOKなのだ。

温泉に入り、休憩所でお茶とおせんべいをいただいてのんびりしたあと、夜の街・・・というかお店に突撃する。
四国にいるのだからやはり魚介だろうということで、お魚のお店へ。

見てみて。
サバとタチウオのお刺身!
それぞれフネに乗ってるのに1000円もしないのよ、これが。

おこぜの唐揚げ。

P泊のいいところは、宿泊費を安くあげた分を、こうして夜のメシや酒に投入できることである。

温泉に入って旨いもの食べて地酒を飲んで、そのまま幸せに眠っても大した金額ではないのだ。

夜。
道後温泉本館が光に浮かんでいた。
風も心地よい。

軽キャンカーに乗り込む。
窓ほぼ全開。
涼しい風が車の中を通り抜けていく。

近くのお土産物屋さんで購入した愛媛県チューハイを飲みつつ、まったりタイム。

FFヒーターを取り付けたのに暑いぐらい。
ファンを回して強制換気。

心地よい車中泊の夜を過ごした。
が、狭い車内のではなかなか写真が撮れないので申し訳ない。

さて次回。
淡路島へと戻り、廃校になった小学校を活用した「のじまスコーラ」を訪ねる。
みさと学校マルシェの今後のために勉強するのだ。