大門商店街のランタン通りが、こんなに美しく浮かび上がりましたあ!
ウソです。
ごめんなさい。
ランタン通りがこんなになってたら「更地になっとるやないかい!」と驚きますね(笑)。
この写真は、三重県津市美里町の南長野で毎年開催されている「南長野イルミネーションファンタジー」。
詳しくはこちらをどうぞ!
今年のテーマは「七福神」でしょうか。
毎年いろいろ工夫されていて、本当に見ごたえがあります。
今年の開催期間は、平成29年12月2日(土)~平成30年1月8日(月・祝)まで。
開催時間は、毎日17時00分~22時頃まで
場所など詳しくは以下のリンクをご覧ください。
津市「南長野十二志会」ゲンキ3(さん)ネット
でね。
美里の冬の風物詩のひとつもはじまったことだし、そうだそうだ、津市大門商店街のランタン通りもイルミネーションの飾り付けをしようではないかということになったのだ。
火曜日。
午後1時。
キャンプバー・ランタンに集合。
メンバーは、サルシカ工作班リーダーの中谷の父ちゃん、ランタン通りの店舗のそれぞれのメンバー。
ランタンのマスターみずのっち、まりりん、まるうの藤井さん
・・・のはずであったが、いつまで経ってもまりりんが来ない。
「なにしてんだ、あいつは」
「忘れてんだよ、きっと」
「大体メモをとってないもん、あいつは」
「不届きなやつだな、まったく」
「ああまったくまったく」
「いいよいいよ、あとでビールをおごらせよう」
「そうだそうだ」
本当はもっと悪口を言ってまりりんをののしった(笑)。
これ、今回用意したイルミネーションの一部。
サルシカ的にはかなり思い切ってAmazonでLEDの電飾をどどーんと購入。
でもそれじゃあ足りないので、秘密基地やわたくし(隊長ね)の個人の家にあったものを投入!
他の通りの人が、
「なんでランタン通りだけ飾りつけしとんのお!! こっちの通りもしてんさ!!」
などと文句を商店街の理事長に言わないようにここに書いておくが、これらのイルミネーションの購入費も設置もわれわれサルシカが負担してやっていることである。
補助金はもちろんのこと、商店街からの援助なども一切受けていないのだ。
「あ、違う、藤井さん、そっちを引っぱっちゃダメ!」
「お父ちゃんこそ、そっちを引っ張ってよ、余計からまるよ!」
すだれ状になったLEDのカーテンライトを取り出すなり、はげしくからめてしまう中谷の父ちゃんとまるう藤井さん。
まるで二人の人間模様のようにさらに複雑にからまり、混迷をきわめていく(笑)。
ランタンのマスターみずのっちは、商店街の天井にもともと付いていた古い照明器具にLEDを取り付けている。
隊長「みずのっち、それをシャンデリアのようにするのだ!」
みずのっち「そんな無茶な! LEDの数が足りません!」
隊長「それをなんとかするのがおまえの仕事だ」
みずのっち「はいはい」
隊長「ハイは1回!!」
などとやっている(笑)。
中谷の父ちゃんは、ランタンまえの空き店舗のシャッターにカーテンライトを設置中。
「よーし、ここをナイアガラの滝みたいにするぞ〜、なばなの里みたいにするぞ〜」
かなり果てしない夢を見ている(笑)。
まるう藤井さんは、ランタン通りの反対側の入口から光が見えるようにいろいろ設置している。
複雑にあちこちに引っ掛けすぎて、ちょっと蜘蛛の巣のようになっていたが、傷つくといけないので黙っておいた(笑)。
「おおおおお〜、カラフルにチカチカするのもあるじゃんよ〜!!!!」
自分で購入しておいて、カラフルなLEDライトに感動し、自分の体にまきつけてよろこぶ隊長のわたくし。
「撮って撮って、写真撮って!!」
中谷の父ちゃんは呆れ果てつつぱちりと撮る。
商店街の理事長である近澤さんの事務所にもカーテンライトを取り付ける。
「ちょっこっとだけイルミネーションの電球をつけさせてくださいね〜」
と、事前に言ってあったが、どんどん取り付ける。
窓一面ライト。
きっと明日からまぶしくて大変に違いない(笑)。
中谷のお父ちゃん作「ナイアガラの滝」完成。
シャッター丸見えだけれど、もっと暗くなればきれいになるはずさ、きっと。
ランタン通りの商店街の反対側の入口から。
蜘蛛の巣状のLED・・・名付けて「まるうWeb」が広がっている(笑)。
まあ、まわりが暗いのでめちゃくちゃ目立つであろう。
設置をはじめて1時間半。
ようやく完成が見えてきた。
商店街の理事長、近澤さんがやってくる。
「うわ、すごいことになっとんなあ〜。
さっき昼前に出かけたときは何もついてなかったのに、こんなに変わる〜。
ちょっと力入りすぎとちがう〜」
ええのええの。
派手すぎ、やりすぎぐらいでちょうどいいの。
というわけで大門商店街ランタン通りの「大門イルミ」完成!!!
われわれのカメラとテクニックではどうやっても美しく写真に撮れないので、近日中にフォトグラファー加納さんに撮影をしてもらう予定である。
その写真もサルシカで公開するのでお楽しみに!!!
ひとまず、
実際に足を運んでみてください。
素人の手作りにしちゃあ、結構がんばってると思いますよ〜。