「大晦日ランタン騒動記・前編」第647回サルシカ隊がいく

投稿日: 2018年01月05日(金)08:39




サルシカ隊長であるわたしはうれしいのだ。
心から。
本当に!

昨年(2017年)2月、サルシカがプロデュースした第2店舗「キャンプバー・ランタン」がオープンした。
その場所はお世辞にも好立地とはいえなかった。
津市で一番古い商店街で、70ほどある店舗のうち営業しているのは10店舗ほど。
ひと通りは笑えるほど少なく、羽をバサバサさせるカラスやポーポー鳴いているハトのほうが多いぐらいであった。

しかも。
店を切り盛りするマスターのみずのっちは、人間性すこぶるよろしく、やる気に満ちているものの、圧倒的に経験と知識が足りず、果たして本当にやっていけるのかとまじめに心配していたのだ。

が。
フタを開けてみると、仲間に支えられ、低空飛行ながらなんとか営業ができた。
イベントを重ね、じわじわと店と通りの存在を知らしめ、少しずつ人通りとお客さんを増やしていくことができたのだ。






そんなキャンプバー・ランタンのマスターみずのっちが、お客さんに感謝の気持ちを伝えるイベントを粛々とひとりで、ひとに頼らず考えていたのだ。

それが、大晦日ランタンで年越しそばのふるまいである。
キャンプバーらしく、そばをシェラカップで食べていただこうという趣向。

最初はみずのっちが乾麺を茹でて、と考えていたようであるが、そこに支援の手を差し伸べた男がいた。






それは、三重県津市を代表する食堂「大澤屋」の若旦那!
みずから麺を打ち、黄金の出汁をとるプロが、ランタンに協力してくれるというのだ!
まさに夢のタッグである!






年の瀬せまった、クリスマス前後のある日。
サルシカ隊長のわたくしもコメンテーターとして出演させてもらっている三重テレビの生放送番組「とってもワクドキ!」で、ランタン通りの生中継!

マスターみずのっちも出演し、滑舌悪くも大晦日のイベントの告知をした。






そして2017年最終日。
大晦日






午後7時。

サルシカ隊長のわたくしは、妻と大門へ。

津観音にはまだ誰もいない。
大門商店街も、まったく人通りがなく寂しい。

この年の暮れ。
イベントをやって人が集まってくれるのであろうか。
ちと不安になる。






ランタン通りには特設客席が用意されていた。
冷たい風を遮るための防風壁が設けられた席が並んでいる。

これは中谷の父ちゃんと、ノルディックウォーキングの谷和美が工事してくれたものである。

2台のファンヒーター。
業務用ストーブ。
そして家庭用のストーブと、計4台が熱を吐き出している。

今年の大晦日は天気はあまり良くないものの、風がなく、かなり温かい。
外でも十分飲食ができる感じだ。
まずはよかった。






大澤屋の若旦那は、ランタン隣の「歌声サロンまりりん」でそばの準備をしていた。
100食分といっていたが、150食は余裕でとれそうなほど用意してくれていた。

大澤屋の若旦那は、そばにトッピングするネギをプライパンで焼いている。
このネギは、三重を代表する農業女子、吉川文ちゃんに提供してもらったもの。
みんなの協力があってこのイベントは開催できるのだ。






一方、マスターみずのっちは、ランタンの厨房でおでんの仕込みをしていた。
基本ひとりで厨房をやっているので、多様なオーダーには応えられないであろうと、おでんで勝負をすることにしていたのだ。
よくぞ考えた。
えらい!

肝心のおでんはちと問題ありであったので、これは次回までに改善すべきテーマであるな。






営業まえ。
ヘルプスタッフの「ちかっち」がやってくる。
ちかっちはサルシカの田んぼイベントなどによく参加してくれるメンバーで、数日前に開催されたサルシカの餅つきイベントにも参加。
その際にランタンでのお手伝いスタッフが決定。
大晦日に働いてくれる人がいなくて本当に困っていたので助かったのだ。






こちらは「モンブラ推進委員」の坂倉さん。
そう、大門をぶらぶらして楽しもう委員会の会長である。

彼女も仕事を終えてやってきてくれ、メニューを書いてくれたりとお手伝い。






まずは試食をしてみないとな!

ということで、大澤屋の若旦那にさっそくつくってもらった。
トッピングは文ちゃんの焼きネギと天かすのみ。
アチアチを食べる。






隊長のわたくし、大澤屋の若旦那と試食!
うまい。
しみじみうまい。

大澤屋自慢の出汁が幸せ。
そばも幸せ。






午後7時。
営業の時間になった。
ぼちぼちとお客さんがやってきたので、大澤屋の若旦那は戦闘態勢に入る。
つまり麺をどんどこ茹ではじめる。






押し寄せてくるというような勢いではないが、どんどんお客さんがやってくる。
これはいい感じで賑わいそうな予感。

わたくしはランタンでおでんを食べ、ビールを飲んでから、その場を離脱した。

さて次回。
思っていた以上の盛り上がりになった年越しの様子を紹介。
お楽しみに!