写真/フォトグラファー加納
大門V計画の工事2日目。
集合時間の午前8時には、すでに15人近い人が集まっていた。
サルシカの工事初参加の人もいる。
ありがたいことだ。
この日の作業は、解体した店舗に昨夜一度放り込んだ廃材を、路地に出すところからスタート。
瓦礫などをいれた土嚢袋が山ほどあるが、人数がいると一瞬で終わってしまう。
そして、隊長のわたくしから、工事の段取り説明をさせてもらった。
この日、やるべき作業は以下。
1.路地の壁のペンキ塗り!
2.フリースペース部分の大工工事!
3.フリースペース部分の残った解体工事!
4.冷蔵庫の中の片付け!
5.フリースペースのペンキ塗り!
6.メイン店舗の工事のヘルプ!
人数がいるから、これでも仕事が足りないぐらいだ。
冷蔵庫の片付けは、谷和美と「けろとも」(ケロリンの友達)の女性ふたりにお願いした。
実はこの冷蔵庫はトンデモナイ状態であったのだ。
解体まえのお店が営業していたのは10年ほどまえ。
なのに。
冷蔵庫には当時の食べ物がそのまま残されていたのだ。
冷蔵庫を開けたときのあの衝撃。
あの匂い。
が、通電したら稼働したため、ひとまず使用可能になるかどうか掃除をしてみようということになったのだ。
女性チームは1時間以上かけて徹底的に冷蔵庫をきれいにしてくれた。
さて、こちらはペンキ塗り班。
「SalT(サルティ)」・・・・津市のローカルブランドTシャツでもお世話になった「丸草チーム」が参加してくれた。
色をぬる前に壁の拭き掃除。
サルシカ副隊長のキヨちゃんは、鉄の看板の解体作業中。
グラインダーで切断している。
ペンキの色テスト。
なんと路地の壁を黄色に塗っちゃうのだ。
「隊長、どっちの黄色の方がベトナムっぽいですか?」
そんなん知るかい!
わしゃあベトナムになんて行ったことない。
久しぶりの登場の北原くん。
お気に入りの靴をはいてきてしまったので、ペンキで汚れないように養生テープでカバー(笑)。
ペンキチームは仕事が早い。
カメラマンの加納さんがちょっと目を話したすきに、ここまで塗ってしまう。
「ひゃ〜、もうベトナムの路地ができたあ!!」
モルタン川村、きょうも驚きまくり(笑)。
フリースペースのトイレ。
和式・・・。
うーむ・・・・。
まったく予算に余裕はないのだけれど、トイレだけはなんとか洋式にしたい。
悩んだ挙句、トイレ破壊。
が、業者さんに頼むお金はないので、自分たちでつくることにした。
メインのベトナムカフェの店舗で作業を続ける佐野さん。
水道と排水のために床をはつっている。
ボランティアチームはその瓦礫を運んだりの手伝い作業。
呪いの冷蔵庫は、ほらこんなにきれいになりました!!!
外すか外さないか最後まで悩んだ巨大な棚も結局取り外すことに。
が、壁を外すと、コンクリートの構造材が出てきてしまった。
「ここ壁あらへんやん!!」
しかしもう後の祭り。
戻すことはできない。
さてさて、どーたものか(笑)。