「破壊と再生」第661回サルシカ隊がいく

投稿日: 2018年02月27日(火)09:24

写真/フォトグラファー加納

大門V計画の工事も2日目のお昼を迎えていた。

前日の1日目に、予定していた解体工事をほとんど終えてしまったため、2日は朝から一部の解体工事をのぞいて、新たにつくる「建造」に入っている。
いろいろな作業が入り乱れているため、昨日のようには効率的に進まない。

お昼ごはんは、サルシカプロデュース店舗1号店の「おばんざいバルすみす」の女将すみちゃんの特製カレー。
それを2号店のキャンプバー・ランタンで提供!

滅多にない、
すみすの女将とランタンのマスターのコラボ立ち!(笑)

工事のときは本当にみんなよく食べる。
カレーを次々におかわり!

あっという間にごはんがなくなってしまう。
隊長のわたくしと中谷のとうちゃんはルーだけお代りしてお腹を満たす。

「父ちゃんさ、大森屋でごはんだけ出前できるかな」
「あ、その手があったなあ」
「うどんの幸助でうどんだけ買ってくるってのはどう?」
「いいねぇ」

そんなバカなことを話している間に、まじめな参加者たちはペンキ塗りの養生をはじめる。
塗ってはいけないところをマスキング!

そして「待ってました」とばかりにペンキチームがどんどん塗っていく。
まあ本当に早いこと。

壁もあちこちからヌリヌリ。
天井もヌリヌリ。
あちこちヌリヌリ、ヌリヌリ。

あっという間にフリースペースが緑一色になっていく。

「あ、隊長、ここの壁は緑でよかったですかあ?」
「あ、隊長、なぜ緑なんです?」

キャンプバー・ランタンのマスターみずのっちは、いつも疑問に思うのが遅い男なのだ。
色を塗ってから、これでよかったのかと思う。
なぜ緑なのかと思う。

いいやつなのだ。
性格もいいし、筋トレもしているし、まじめだし、本当にいいやつだと思うのだ。
しかし、いかんせん、遅れ疑問形オトコなのである(笑)。

メインのベトナムカフェは、棟梁の佐野さんとヘルプスタッフによって完全に解体が完了。
あとはプロによる本格的な工事を待つばかりである。

3時の休憩までには、やれる仕事はすべて終わってしまい、余裕をぶちかますみんな(笑)。

近頃、神経痛に悩まされている中谷の父ちゃんは、マッサージを受けている。
サルシカも隊員がすっかり高齢化し、四十肩とか五十肩とかぎっくりとかに悩んでいる人が多いが、ついに神経痛なのだ。
サルシカ秘密基地にマッサージチェアが入る日も近い(笑)。

とまあ、こんなわれわれであるが、無事に2日間にわたる解体工事を終えることができた。
どんな店に仕上がるのか。
フリースペースはどんな感じになるのか。
ぜひ楽しみにしていてもらいたい。

これから店舗の工事がはじまります。
われわれサルシカは、その周辺(フリースペース)を含めてやっていく予定。
また工事の呼びかけをしますので、ぜひともご参加くださいませ!