「お昼はまりりんカレー」第670回サルシカ隊がいく

投稿日: 2018年04月08日(日)09:54


写真/フォトグラファー加納

サルシカが工事に関わる5軒目のお店であり、ベトナムカフェ。
なので大門V計画。

そして、
キャンプバー・ランタン、歌声サロンまりりん、串揚げまるう本店と3店舗をオープンさせ、100個のランタンを吊るしたランタン通りのさらなる拡張!
そう、大門商店街ビクトリーの「V」でもあるのだ!

その2日間にわたるファイナル工事の初日。
まだ午前中だというのに、いつものごとく工事は絶好調!超高速で進んでいた。

壁土をはがした壁にペンキを塗りはじめる。
4,5人で一斉にやるからめちゃくちゃ早い。
ひと壁、わずか15分ほどで終わってしまう(笑)。

ベトナムカフェ「アンコムチュア」のオーナーとなるモルタン川村も、ペンキをぬりぬり。

2階の部屋はカラフルなベトナム雑貨を販売する。
だから1階とは違ってなるべく色を使わない。

1時間もしないうちに部屋ぜんぶの壁を塗り終える。
あの〜、まだ10時の休憩にもなってませんよ(笑)。

モルタン川村は1階の店舗に移動。
工事主任(本当のプロね)のベターライフ佐野さんと、厨房機器の設置場所の最終確認。

佐野さんがある程度、配線、配管をしたところで、前のフリースペースに置かれている厨房機器を中へ入れるのだ。

厨房機器があふれるフリースペースでは、サルシカ隊長(左ね)と、光の魔術師の鳴海さん(第七劇場の舞台ゲージツ家である)のヒゲコンビが、照明の打ち合わせ。

「ごめんね、鳴海さん、貧乏NPOだから、あんまり予算なくて」
「いや、貧乏劇団よりはありますよ」
「じゃ、予算もっと減らしていい」
「ダメ」

なんて会話をしている(笑)。

歌声サロンまりりんのお店から、すさまじくおいしそうな匂いが漂ってきていた。
間違いなくカレー!!

今回のお昼の用意も、昭和のアイドルまりりんが担当してくれるのだ。

写真は、お皿でコロッケ。
コロッケの具をグラタンのように皿で焼いたものである。
これもお昼の1品。

10時の休憩をはさんで厨房機器の移動。
まずは超巨大コールドテーブル。
鬼のように重い。
こいつを持ち上げてカウンターを乗り越えなければならない。
外に数名、中に数名の体制で巨大バトンリレー(笑)。

「入った〜!!!」

厨房機器はどれも大きく重量級。
ひとつ入れる度に、おじさんたちは肩で息をしてへたり込んでいる。

お昼をまえに、Gotsuboの運営をしているミョンミョンが差し入れを持ってきてくれる。
お茶とスポーツドリンクとお菓子。
ありがたや。

そしてお昼!

「おーい! みんなぁ、ごはんだよ〜!!!!!」

隊長のわたくしが大声を張り上げて呼ばないと、みんななかなか集まらない。
仕事の手を止めないのだ。
なぜみんなここまで真面目なのか。
働くのか。

「ごはんもカレーもいっぱいあるでな〜、いっぱいおかわりしてな〜」

まりりん母さんがみんなのカレーをよそう。

「おれ大盛り!」
「ルー多めで!」

そんな隊員たちの声にまりりんは、

「あとで自分でおかわりしたらええんやから、まずは標準でええやろ〜、人数多くてわからん〜」

と、ゴーイングマイウエイ(笑)。

「カレーだあ!! カレーカレー!!!」

なぜかやたら嬉しそうな王子(名前だからね)。

きのこたっぷりのまりりんカレー。
昔ながらのお母さんがつくってくれるカレーの味。
しみじみおいしい。

前夜、飲み倒したおっさんたちは食が進まない(笑)。

前夜、いい子にしていたおっさんたちは揃っておかわり行列。
がっつり食べる。

さあ、午後。
思ってもいなかった災難があるオトコに襲いかかる。