もうこの1枚目の写真を見てもらえれば、すべてを物語っているのだ。
春のなのだ。
収穫なのだ。
おいしくて幸せなのだ。
今年2月から、サルシカ隊長であるわたくしと妻M子のふたりではじめたミニ畑。
植えたのは、ジャガイモ、ブロッコリ、ニンニク、イチゴ、パクチー、ブルーベリー、タラノキ。
パクチーは途中で枯れはじめ、いまやすっかり溶けて消えてしまったが、それ以外は非常に順調なのである。
こちらはジャガイモ。
もりもり育って花まで咲いた。
収穫はもう少しあとになりそうだ。
そしてブロッコリ。
油断をしてたら、すっかり育っていた。
慌てて収穫。
4本の苗を植えたのであるが、結構量があるぞ、こりゃ。
これは収穫の一部。
しばらくはブロッコリをおいしくいただけそうだ。
そしてこちらはイチゴ。
前々回のレポートで1個だけ赤いのが収穫できて食べてみたら、猛烈に酸っぱくて死にそうになった。
で、先週も1個だけ赤いのが収穫できて、わたくしはわざわざ出演している三重テレビ放送の「とってもワクドキ」という番組に木箱に詰めて持っていって、生放送中に司会の稲葉さんに食べてもらったのだ。
しかしそれも見事に酸っぱくて、稲葉さんは本番中に顔をしかめていた(笑)。
急に甘くなったりすることはあるのであろうか。
それともこの苗からとれるいちごはすべて酸っぱいのであろうか。
収穫中にのそのそと小屋から起きてきた中谷の父ちゃん。
「お、おいしそうなイチゴがなってるじゃん、1個食べさせてよ」
こっちの了解を待たず、さっさとイチゴをもぎ取りだす。
「いいけど、これまで採ったのはめちゃくちゃ酸っぱかったからね、文句いわんようにね」
「またまたぁ、おれに食べられないようにって嘘ついちゃって」
と言いつつ、父ちゃん食べる。
もぐもぐ。
間。
「うま。
めっちゃ甘いよ、これ」
ほんまかいな。
妻M子も恐る恐る食べてみる。
あま!!!
なんだなんだ、いったいどーなっているのだ!?
こちらは ブリーベリー。
まだ木の高さは30センチほどしかないのに、3本中2本にたくさんの実がついている。
食べられるかなと期待していたが、農業女子の文ちゃんに、「実は切ったほうがいい」と言われ、従うことに。
今は実を育てるより、木を大きくするほうが優先だもんね。
来年よろしくね。
切ったブルーベリー。
山椒の実みたいだね。
さて、その夜。
ブロッコリーをさっと茹でてマヨネーズで食べてみた。
うま。
確かに農業ってくせになる。
自分で育てて食べるのって楽しくて美味しくて幸せだ。