「さらば!サルシカ軽キャン1号!」第707回サルシカ隊がいく

投稿日: 2018年08月15日(水)07:55

写真は、サルシカ軽キャンカー1号と、その製作者である大工のT橋さん。
そしてサルシカ軽キャンカー2号と、その製作者である大工の坂下さん。
揃い踏みの貴重なショットである。

いま、日常的にサルシカ隊長であるわたくしが乗っているのは、サルシカ軽キャン2号。
スズキのエブリイをベースにしている。
2016年に、大工の坂下さんに木工部分を、ベースの車の部分を吉川自動車に担当してもらった。

正直、販売できるんじゃないかというぐらいの使いやすい軽キャンカーである。

制作の過程は以下から。
本当は試行錯誤しながら、えんえんと続くのだけれど、要所だけを。

「軽キャンカーのベース車がやってきた!」第412回サルシカ隊がいく
「軽キャンカー、劇的にススム君!」第453回サルシカ隊がいく
「軽キャンカー木工工事完了!①」第456回サルシカ隊がいく
「完成!サルシカ軽キャンカー②〜機能編」第467回サルシカ隊がいく
「完成!サルシカ軽キャンカー③〜イメージ編」第468回サルシカ隊がいく

で、実は、サルシカの軽キャンには1号があったのです。
写真で見てもらえばわかると思うけど、軽トラに荷台に載せるピックアップ型の軽キャンで、2013年に制作。
工程は以下から。

「極秘プロジェクト『salP(サルピー)』始動!」第228回サルシカ隊がいく
「サルシカ隊、キャンピングカーをつくる!?」第234回サルシカ隊がいく
「サルシカ隊、ビールを売る!」第267回サルシカ隊がいく

いやー、
すごいなあ。
サルシカは軽キャンカーひとつにしても、2013年からじわじわとはじめ、5年以上もかけてやっているんだなあ。
アホだなあ(笑)。

で、そのサルシカ軽キャンカー1号なのであるが、いまではほとんど使われることなく、サルシカ秘密基地の片隅に物置として眠っているだけであった。
それを見かねた大工のT橋さんが、「僕が引き取りますよ!」と。

最近彼はタイニーハウスにこだわっており、その実績第一号として工房に展示、今後の制作の参考にするという。
というわけでドナドナ。

大工のT橋さんが、左官屋の小山さんや大工のT橋さんを連れて秘密基地にやってくる。

なぜこんなに人数がいるのか。
それはサルシカ軽キャン1号がとても重いから。
男ふたりでは全然無理。
屈強な男手が4人は必要なのだ。

キャンプに行くたびに4人を集めるのはなかなか無理があるので、いつのまにか使用されなくなったのだ。

久しぶりの登場!
中谷のとうちゃん。
サルシカ軽キャン1号の移動を手伝ってくれる。

T橋さんの軽トラに載せるのであるが、これがなかなかむずかしい。
重いので位置を変えるだけでも大変。

なんとか積み込み完了!!

サルシカ軽キャン1号は、ベースは木製だが、屋根とか雨に濡れる部分はアルミ板が貼られている。

「いやー、相変わらず重いっすね〜、誰がつくったんですかね、こんなの」

相変わらず無責任に笑っている大工のT橋さん。

サルシカ軽キャン1号をよろしく!!