「冷たく静かなマルシェの朝」第711回サルシカ隊がいく

投稿日: 2018年08月24日(金)08:53

写真/フォトグラファー加納   テキスト/サルシカ隊長



2018年8月18日の朝。
わたくしはグランドに駐めたサルシカ軽キャンカーの中で目覚めた。
窓に設置されたファンが車内の澱んだ空気を強制的に排出し、反対側の空いた窓から新鮮な空気をどんどん取り込んでいた。

「さむ!」

これがわたくしの寝起きの一言だ。
本当に寒かった。

たぶん気温は20度もなかった。
鳥肌立つ腕をさすりながら、教室前の水道で顔を洗った。

まだ朝6時になっていなかったであろうか。
セミの声もなく、長野小学校のグランドは本当に静まり返っていた。
グランドを歩くと、砂を踏みしめる音が響く。






グランド奥の空きスペースには、佐野さんたちのテントが張られていた。
まだみんな眠っているのであろう。
静か。

この独特のキャンプの朝のような時間。
これがいい。
とても好き。






起き出してきたスタッフと、体育館や校舎の窓を開けてまわる。
朝のうちの冷たい空気を中に入れておくのだ。






午前7時。
地元のボランティアの方々が集まってきた。

長野小学校区には6つの自治会がある。
その自治会長さんと数名のボランティアさんがそれぞれ参加。
地元だけで25名ぐらいのボランティアさんが参加してくれているのだ。







昨年に比べて、地元からのボランティアさんや出店者さんが増えているのがうれしい。
回数を重ねるごとに増えていくといいなあ。







出店者さんの搬入は朝7時から。
9時までに100店舗近いお店の搬入を終えるのだ。
まさに修羅場の2時間。

サルシカのボランティアチームが運搬を手伝う。






キャンプバーランタンのみずのっちも搬入!!
そう!
本日の夜、キャンプバーランタンを小学校内にオープンするのだ。
スタッフや出店者で大宴会をやろうという作戦なのだ。

みずのっちは昨夜遅くまで店を切り盛りし、店のすべてのものを搬出して学校へやってきた。
そしてこれからアーチェリータグの体験スタッフをやり、夜は夜で営業なのだ。
大変なのだ。






搬入はつづく。
ガスボンベは「2Fの15番」などと声が飛ぶ。
出店者さんより先に荷物が届けられる。
搬入時間を節約するための人海戦術なのである。






自分のブース位置を確認していない出店者さんが多く、昨年はそれでずいぶん混乱したため、確認できるマップをそれぞれの搬入口に貼っておいた。






9時前になり、サルシカ副隊長のキヨちゃんが交通整理班を集めて説明をはじめる。

学校周辺は地元の人のボランティア12名。
美里総合支所周辺はサルシカのボランティア12名。
それと美里総合支所に曲がる交差点(稲垣商店)にも2名を配置。

今回は交代要員もしっかり用意したのだ。






出店者さんの搬入は順調に続いていた。
大きなトラブルなし。
順調。






サルシカ秘密基地で月に一度のコミュニティカフェ「やまびこカフェ」を運営しているお母さんたち「やまびこシスターズ」がやってくる。
林家菊丸さんの落語会の切り盛りをお願いしたのだ。

秘密基地のある美里町平木地区の夏祭りには、毎年のようにもう7年ほど連続して林家菊丸さんに来てもらっている。
もう顔なじみでもあるので、お母さんたちにお願いしたのだ。






その林家菊丸さんが、平木地区の副自治会長のお迎えで学校に到着。
もうあと30分ほどでマルシェのオープンであった。
各店舗は開店準備を急いでいた。
緊張が高まってきていた。






大阪から来たステーキ専門の出店者さんが豪快に肉を焼きはじめる。
さあ、いよいよだ。
今年も「みさとの学校マルシェ」がはじまるぞ!






と思ったら、サルシカスタッフたちは、肉ブースの前でよだれをたらしておるではないか!!
ビールを注文しようとしているやつまでいる!!

「おのれ〜!!!  きさまらに緊張感というものはないのか〜〜〜!!!!!」

あと、5分で、みさとの学校マルシェ、始業の鐘がなる。