「サプライズ!久保ちゃんおめでとう!」第715回サルシカ隊がいく

投稿日: 2018年08月28日(火)11:14

第2回みさとの学校マルシェは2デイズで開催された。
山の中にある学校なので、学校に宿泊する出店者、スタッフが大勢いた。

当然夜は大宴会なのである。

宿泊組の出店者とスタッフは、送迎バスにのって猪の倉温泉へいっていた。
そのあいだ居残り組のメンバーは、しゅくしゅくと次のサプライズの計画を練っていたのであった。

われわれサルシカは少年少女の心を忘れない。
やるときはとことんやる。
遊びゴゴロを忘れない。
悪ノリといわれることをしっかりやる(笑)。

猪の倉温泉からバスが帰ってきてしばらくすると、すっかり長野小学校は夜の帳に包まれた。

前夜に引き続き、鳥やうなぎをやく黒丸さんが臨時出店してくれていた。
これでもか、というぐらいサービスでいろいろ出してくれる。

食事の提供がここで、飲み物の提供をするキャンプバーランタン(臨時学校店)が職員室の中では不便で仕方がない。

で、マスターみずのっちが温泉にいっている間に、居残りスタッフで店の引っ越し。
マスターに許可もとらず(笑)。

黒丸さんに並ぶように、職員室の窓から飲み物が提供できるようにしてやった。

店の場所がすっかり変わっていて驚くマスターみずのっち。

「いたずらで店を隠されたのかって思いましたよ!!
パーフェクトに店の設定がされているじゃないですか!!
どーなってんすか、これ」

が、これはわれわれが仕込んだサプライズではない。
サプライズを仕掛けるため、かつ円滑に宴会をすすめるためのステップにすぎない(笑)。

そして、みんなが集まったところで、カンパーイの記念撮影!
夜だというのにすごい人数なのだ。
長野小学校が現役時代、児童数はだいたい30人ちょっとだった。
それより多いのだ(笑)。

そして、いよいよサプライズがはじまる。

まずはサルシカ隊長のわたくしから、ありがたーくもなんともない挨拶がはじまる。
自分でいうのも何だが本当に意味のない話をえんえんとする。
が、これがすでにサプライズのはじまり。

居残り組以外、この仕掛はだれも知らないのだ。

わたくしのしょーもない挨拶を合図に、奥から副隊長のキヨちゃんが登場!!
そして続いて、小学校の玄関近くで出店してくれていたキッチンカーの「ファンキーフランキー」のふたりが、ろうそくが灯った何かを持って・・・・。

それは、久保ちゃんの誕生日ケーキ!!!
ほんの数時間前、彼が誕生日だと知ったわれわれは、あわててこの準備をしていたのだ。

おっさんの誕生日祝い。
みんなでハッピーバースデーを歌う。

あろうことか、久保ちゃんは泣いていた。

「こんなにたくさんの人に祝ってもらったのは結婚式以来です!!
ありがとうございま・・・うぇーん!!」

で、このケーキであるが・・・
ファンキーフランキーのマスターに無理をいって、タコスでつくってもらった(笑)。

ケーキを買いに行こうというプランもあったのだが、すでに居残り組全員がアルコールを摂取していた(笑)。
で、目の前にあったキッチンカーに無理を承知で頼んだのだ。

当然ローソクもあるわけがない。
徒歩圏内に家がある副隊長キヨちゃんが慌てて家に帰り、仏壇からホトケさん用ローソクを1本拝借してきた。
白くてふっといのが1本。
ちゃんと、辛いタコソースで、おめでとう、クボちゃん、と書かれていたのだ(笑)。

異様なほど盛り上がったサプライズイベントによって、宴会も異様な盛り上がりをみせていく。
明日もマルシェがあるってことをたぶんみんな忘れている(笑)。

夜10時をまわって離脱者も出はじめる。
図工室に横たわっているのはなかやのとうちゃん。

職員室に並べられた椅子で器用に眠っているヤツもいる。
何やら死屍累々の様相となってきた。
これぞお化け屋敷なのだ(笑)。

11時を回って・・・。
黒丸さんたちはごはんを用意して給食室へ。

卵いっぱいのおじやをバケツに1杯ほどもつくる。
みんなどんな胃袋してるんだ。

おじやでカンパーイ。
実は隊長のわたくしも、もうこのあたりで離脱して軽キャンカーで倒れていた。

マルシェの雄姿どもは、このあとも宴会を続けたのである。
これも含めてみさとの学校マルシェ。

もし来年もあったら、ぜひお泊りから含めてご参加ください。
確実に太ります(笑)。