写真/フォトグラファー加納 文/サルシカ隊長
「みなさん改めましてごんにちわ〜。
本日はサルシカ恒例の石窯ピザ焼き体験にご参加いただきありがとうございます〜」
なとど殊勝なわたくしのあいさつからイベント開始。
昼をすぎると日差しはどんどん強くなり、気温もぐんぐん上がる。
11月も中旬を過ぎたというのにすでにわたくしは半袖のTシャツ1枚。
この暖かさの中、灼熱の石窯に立ち向かうのだ。
ピザ記事のこね方を説明するM子。
その後ろを通り過ぎる娘のm子。
偶然にもサルシカ隊長ファミリー3人が揃って写っている。
(娘は柱で顔が見えないけど。笑)。
娘はこれまでイベントに参加したことはあったが、スタッフとして手伝うのははじめて。
力強い助っ人になってくれることを祈っているのだ。
小麦粉600グラム。
塩少々、イースト5グラムをビニール袋に入れて各テーブルに用意しておいた。
参加者はそれにオリーブオイルと360ccのぬるま湯を入れてこねるだけ。
一生懸命こねている参加者をまわり、ローストビーフをつまみ食いさせる隊長オクダ。
「これ朝日屋のイチボ肉のローストビーフですよ、ま、ま、どうぞ一枚」
「ピザのあとねに、鶏をまるごと焼くからね、胃袋を空けておくんだよ」
もはや邪魔をしている(笑)。
ウッドデッキでもみんな真剣に生地をこねこね。
そんなウッドデッキの目につくところに、先程のローストビーフをさりげなく置いていく隊長オクダ。
すぐさまその匂いに気づいたものたちが、我先にとつまみぐい。
サルシカ副隊長のキヨちゃんはすでにビールを飲んでるし(笑)。
ぬるま湯の分量を間違えているのに、「固い固い」と文句をいって、挙句の果てにキネで生地を叩いているいくらちゃんと久保ちゃん。
良い子は真似をしないように(笑)。
朝日屋の香田社長到着。
豚肉のブロックを差し入れしてくれた。
牛肉と鶏肉はすでに朝日屋で購入してあったので、これで、牛、鶏、豚すべて揃い踏み!!
さっそくその豚肉に塩コショウして回転ロースターに放り込む。
そんなことをしている間に生地のこねこねが終わり、発酵にはいる。
天気がいいので太陽の光に当てて30分!
生地がふっくらと膨らんでくる。
指を突っ込んで、その穴が戻らないぐらい膨らんでいたら完了!
3時間、薪を焚き続け、窯の温度は500度を超えている状態。
窯の中の熾火を隅っこによせて、炉台をきれいに掃除。
ピザを焼く準備を整える隊長オクダ。
そして!
窯の中はもうパーフェクトの状態!
「さあみんなトッピングをしてぇ! もう焼けるよぉ!!」
が、なぜかみんな餃子を包んでるし。
なにをしとるねん!!
「はーい、餃子を焼いてますよぉ!」
と、おばんざいバルすみすの女将すみちゃん。
いやいや、焼くのはピザだから!!
早くしてくれ!!
窯はいま最高の状態よ!
が、みんなピザのトッピングの手をとめて、餃子に群がるのであった。
これがサルシカのピザイベント。
ピザはまだまだ焼けない(笑)。