第71回「雨に吼えろ!狂乱の夏祭り!」

投稿日: 2009年08月04日(火)10:17

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三重県津市と伊賀市の市境の町、美里。
そこで7月25日の土曜日、毎年恒例の夏祭りが行われることに。

我われサルシカ隊は、昨年同様、キヨちゃん隊員エソラ隊員が所属している某経済団体を側面支援。
つまり生ビールを注ぎ、焼き鳥やフランクなどを焼き、そして大声で客を呼び込むことを約束したのであった。

そして、祭り本番を2週間後に控えた土曜日。
夕暮れの隊長宅。
生ビールサーバーや焼き鳥セットを設置し、なんとなんと夏祭りのリハーサルを行ったのである!

「泡だらけの生ビールをお客さんに出せるか!!」
「半焼けの焼き鳥をお客さんに出せるか!!」

というわけで、リハーサルなのである。
まあ、単純に飲みたかっただけではないのかと言われると返す言葉はない。
しかし努力は認めてもらいたいのだ。

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最初のうちは、焼き鳥もどれぐらい焼いていいかわからず大変であった。
生ビールも泡だらけである。

何度か繰り返すうち、どんどん慣れてきたが、逆にどんどん酔っ払っていったので、結局はぜんぜん上手にならないのであった(笑)。

この日、おおまかな人の配置、というか、担当が決まった。

店長:キヨちゃん
会計:エソラ隊員
生ビール主任:いさり隊員
生ビール担当:リエちゃん隊員M子
焼き鳥主任:のだっち隊員
焼き鳥担当:ムネちゃん隊員隊長
フランクフルト担当:マコちゃん隊員タカシ隊員マサヤ隊員

そのほか、ヘルプ部隊で数名という布陣であった。

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続いて夏祭り1週間まえ。
再びリハーサル宴会なのである。
我われはどこまでも勉強および仕事熱心なのである。

あいにくの雨だったので、キヨちゃん隊員の工場にて。
この日は生ビールだけでなく、チューハイの注ぎ方も練習した。

焼き鳥はさすがに上手になってきた。
集客にはこの焼き鳥の匂いが大切! ということで、今回はタレのみで勝負することに!

まあ、しかし、さすがに2回もリハーサルと称して飲んでいると、まわりから「いい加減にしろ」「バカか、おまえら」という声が聞こえてくるのである。

でもいいのだ。
こんな楽しい特訓なら、毎日でもやるのだ(笑)。

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で、いよいよ7月25日、夏祭り当日。
どんよりと雲がたちこめ、今にも雨が落ちてきそうな天気。

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みんなはゲンキに準備を進める。
が、隊長は、その前に集落の行事があって、もうそこで相当量のお酒を飲んでいるのである。

「やあやあやあ、みんな一生懸命やってるぅ、いいねぇいいねぇ、がんばろーねー」

もうすっかり隊長は出来上がっているのだ。
みんなはそんな隊長を無視して、準備を進めるのであった。

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このフランクフルトと餃子は、みんなの食事用。
これから数時間、長い戦いがはじまるのだ。

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紙コップに入れたタレにつけて餃子をほおばるタカシ隊員。
これは、安濃の龍鳳(りゅうほう)の餃子。
うまい!!

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酔った隊長は、カメラ片手に会場をフラフラ散策。
ようするに手伝いをサボっているわけである(笑)。

ツリーハウスでお世話になったパワーズのみんながいた!
イルミネーションを担当しているという。
いつもゲンキだ。
たぶん今日もしこたま飲むのであろう。

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おおおお、そして「だんちょー」率いる、某火の用心カチンカチン団体が、餅つきの準備をしていた。

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おおおおおお、これはツリーハウス製作の際、炊き出しでつかったかまどさんではないか!!
こいつらも何かと大活躍なのだ。

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そしてリエちゃんやM子などの女性人、子供たちもわんさかやってきた。
リエちゃんは「陣平」です。思い切りました(笑)!

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いつの間にか入場を待つ人々の行列ができている!
この美里の夏祭りは、豪華な賞品があたるビンゴ大会も用意されているし、なかなかの人気なのである。

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最初のうちはお客さんが全然こなかった。
のんびり何本か焼いて待ってようぜ・・・などと笑っていたのである。

ところが。
ひとりお客さんがやってくると、つられるようにゾロゾロとやってきた。
人の波が止まらない。

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ご覧ください!!
2回も練習しただけあって、見事な焼き具合!!

が、隊長は来たときから酔っ払ってるし、もうひとりの焼き鳥担当のムネちゃんは、来るなりグイグイ酒を飲んで、もう隊長とほぼ同じ状態。
つまり役立たず状態。

お客はどんどん来る。
仕方なく、のだっち焼き鳥主任と店長のキヨちゃんがジュワジュワ焼き鳥を焼いたのである。

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お祭りにはいろいろな人が来てくれて、大いに盛り上がった・・・と思う。
というのも、このあたりから隊長であるワタクシの記憶が、どんどん薄れていき、まあ結局のところナーンにも覚えてないのだ(笑)。

翌日、キヨちゃん店長とのだっち焼き鳥主任に、はげしく叱責を受けた隊長のワタクシであるが、これはみんなの陰謀ではないかと、ムネちゃん隊員とともに密かに思っているのだ。

だってワタクシもムネちゃんも何にも覚えてないのだ。
本当は奴隷のようにこき使われ、汗水たらして働いたやもしれんのだ。
いやいや、きっとそうに違いない。
なのにみんながワタクシとムネちゃんを陥れようと・・・・。

すいません。
ワタクシ・・・サボっていたことだけは覚えております(笑)。
来年は一生懸命やりますので、お許しください。

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さて、その翌日。
またもや宴会なのである(笑)。
今度は、夏祭りの打ち上げなのである。

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ずっと焼き鳥ばかりだったので、今日はお刺身やお寿司でカンパーイなのである。
いずれにしても飲んでばかりなのである。

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名誉のやけどを負った焼き鳥主任。

なぜ彼がやけどを負ったか?
それは隊長のワタクシとムネちゃんの責任であることは言うまでもない。

以上、
お後がよろしいようで。