「おかえりなさいの牡蠣パーティ!」第745回サルシカ隊がいく

投稿日: 2019年02月07日(木)15:57

昨年、結婚をして長野県の信級(のぶしな)というところに嫁いでいった元祖居候1号の「中谷の父ちゃん」が三重に里帰りなのだ。

というのも、信級は冬のあいだ雪に閉ざされるので、温暖な三重に出稼ぎにくるのである。
働いているのは、鳥羽市浦村の「かき太郎」。

サルシカ隊長のわたくしや妻M子が何度か取材で訪ねているところであり、サルシカの店舗でも仕入れでお世話になっているところだ。

ゲンキ3ネットの取材レポートを見る

牡蠣をたくさん持って基地に凱旋するぞ、というので、宴会準備を整えて待つ。
鳥羽から仕事を終えて、走ってくるのかと思ったら、前日から津市入りして、大門でワイワイ大宴会しておるやないかい。
どーいうこっちゃねん(笑)。

宴会予定時刻の30分まえ、
巨大キャンピングカーで中谷夫妻が到着。

中谷夫妻は昨年1月に結婚し、信級で土地を購入、もしくは借りて生活をする予定であったが、もろもろの事情でそれが叶わず、なのに愛知県の家は売ってしまうわ、基地にあった住居の小屋は人にあげてしまうわ、で、新婚早々ホームレス寸前であったのだ。

そこで中谷の父ちゃんはキャンピングカーを購入。
これで移動しつつ、生活すればよいのだ〜、と鼻高々であった。

しかし。
昨年12月頭に納車であったキャンピングカーはいつまで経っても納車されず、ついには鳥羽で働きはじめる予定の今年1月になり、ついに2月になった。
が、まだ車はこない。

さすがに中谷のとうちゃんも怒って、この同型のキャンピングカーを代車として借りて鳥羽にやってきたのである。
今回は車屋が悪いのであろうが、いつも出たとこ勝負やね(笑)。

「ほーれ、自慢の浦村の牡蠣を持ってきたぞぉ!!!!」

えらそうなことを言っているが、中谷夫婦はまだ牡蠣小屋で3日しか働いていないのだ。
店では案内と片付けが中心で、まだ牡蠣を焼かせてもらっていないという。
ひよっこの新米なのだ。

そんな話を奥さんのキヨミちゃんから聞いていたが、

「よーし、プロの腕前をみせてやらぁ」

と、中谷のとうちゃんが牡蠣を焼く気まんまんだったので、黙って焼かせることにする(笑)。

「牡蠣はね、深いスプーン状の方じゃなくて、薄い蓋の方から焼くんだよ、みんなぁ」

うんちくをたれる中谷の父ちゃん。

あのね、われわれは何度ここで焼き牡蠣パーティをしてきたと思ってるの!
そんなの常識だわさ!

でも、中谷のとうちゃんがご満悦そうなので黙っておく(笑)。

でも、人を惹きつける力が強いのが中谷のとうちゃん。
近場の人にこっそりと声をかけただけで、こんなに集まった。

これは中谷の父ちゃんの人徳なのだ。
決して牡蠣につられてみんな集まったわけじゃないのだ。

かき太郎の奥さんがいいのを選んでくれた、と言っていたが、本当に大粒でおいしい牡蠣だった。
こいつぁ鳥羽の焼き牡蠣ロードに食べにいかなくちゃ!
取材だ取材だ!
取材と称して食べに行こう!(笑)

みんなからの差し入れで、大宴会へとなっていった。

農業女子のあやちゃんからは、掘りたてのネギ!!
これを無水鍋で焼いて塩コショウだけでいただく。
甘い!
うまい!!
しかも口の中がさっぱりする。

中谷夫妻からは、牡蠣とは別に、白菜の漬物やりんごを。

隊長の奥田家からは、朝日屋のホルモンをどかーんと大量に!
そしてビール1ケース!

やっさんも日本酒などを持ってきてくれて、もうファイアー!!!!!!!!!!

久しぶりに賑やかなサルシカ秘密基地に・・・・
いや、先週も秘密のお刺身宴会をやっていたな(笑)。

中谷夫妻は、2月末まで、鳥羽のかき太郎で働く予定だという。
ぜひ顔を出しつつ、おいしい牡蠣料理をご堪能いただきたい。

父ちゃん、次は鳥羽へいくよ。
4月になったら、どこかで合流してキャンプやね。