サルシカ隊がいく 第80回 「サルシカ海の家合宿09秋」2日目

投稿日: 2009年09月26日(土)00:50

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「サルシカ海の家合宿09秋」の2日目の朝を迎えた。
海の家のまわりには我われのキャンプグッズがずらり。
改めてみると、まことに申し訳ないほど独占利用させていただいているのだ。

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キャンプ初体験の子供たちにキャンピングカーのサルシカ号を譲り、隊長のワタクシと妻M子は久しぶりにテントで眠った。
これはこれで快適。
M子は毛布にくるまり惰眠をむさぼる。

朝食はおいちゃんに1升5合のごはんを炊いてもらい、巨大なべでみそ汁。
昨夜の残り物や卵焼きなどをいただく。
30名近い隊員たちが海の家のテーブルにつき、「いただきます!」と手を合わせている様はなかなか壮観である(笑)。
しかし、もはやこれはキャンプではない。

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朝食後、キヨちゃん隊長代理と宴会部の数名が、エギングでアオリイカ釣りに。
実はこの海で、隊長のワタクシ、かっちゃん隊員、ごん隊員がこれまでイカ釣りに挑戦してきたのだが、まだ一度も釣ったことがなかったのである。

なのに、だ。
山育ちのキヨちゃんや宴会部の面々の竿にひっかかるワケがない・・・と、ワタクシやかっちゃんはひそかに思っていた。

が・・・・・。

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小さいながらもアオリが2杯。

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釣り上げたのは、キヨちゃん隊長代理です。

「ほれほれ~、オレは釣ってくるって言うたやろ~、やるときはやるんやで~」

キヨちゃんは鼻息荒いです。
イカが食べられるのは非常にうれしいですが、ワタクシやかっちゃんの心境はおだやかではございません(笑)。

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しかも、イチローことやっさん隊員が、数匹の魚とタコを突いてきました。
静かに笑いながら、「やるべきことをやったまでです」なんて言ってさわやかに笑っている。

ワタクシとかっちゃん、そしてバカエミやM子はますます心境おだやかではないのだ。

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でもお昼はこんなに豪華になりました。
アオリイカのお刺身です。
もちろんさばいてくれたのは、おっちゃんです。

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さっと茹でたタコです。
塩でぬめりをとったのも、茹でたのも、もちろんおっちゃんです。

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漁師さんに差し入れてもらったお刺身です。
ありがたや、ありがたや。
こんなに海の幸いっぱいでよいのでしょうか。
海の神様とか世間の皆様が怒りませんでしょうか(笑)。

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で、唯一我われが用意したのが、なんとも不気味なキムチ焼きそばです。
おいしかったのですが、他と比べるとあまりに見劣りします(笑)。

少し時間が前後しますが、昨夜、宴会のあと、ぽぽちゃんと友人ふたりは帰宅。
本日の昼食まえに、manbow02さん、まさやん一家が帰宅(きょうの夜から仕事だそう)。

そして昼食後に、宴会部の面々(大人6名、子供6名)と、ごんちゃん一家(大人2名、子供3名)が帰宅。
一気に海の家周辺が静かになった。

午後、まず隊長のワタクシが海に出る。

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これまで水には「潜る」より「浮かぶ」ほうが好き、好きといったら好き!といってきたのだが、ここにきて潜るのが楽しくなってきているワタクシであった。

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だって、こんな魚がスパンスパン突けるようになってきたんですもの、おほほほほ!
が、M子やバカエミに暴露される前に自分でいっておきます。
確かにこの魚はワタクシが突きました。
しかし・・・・これは写真のマジックで、実はと~~~っても小さいです!(涙)
手のひらに収まるサイズです(涙)。

網に入れて浜にあがったら、バカエミに「かわいそ!! お兄ちゃん、なんでそんなかわいそうなことすんの!!」と言われました。
そして妻M子には「これじゃあ出汁も出ないわよ、フン」と笑われました。

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そして宿命のライバル、M子とバカエミが入水。

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大物を狙ってグイグイ潜る。
潜るのが上手になっても、なかなか突けないのがデカサイズの魚なのだ。
ヤツらは非常に敏感で、我われの微妙な動きも察知して、すぐさま逃げるのだ。

非常に熾烈な戦いを繰り広げたが、今回はあっけなく勝負が終わった。
バカエミが鼻から流血。
つまり鼻血ですね。
それでリタイア。
M子の不戦勝となったのであった。

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勝利の生ビールをあおり、テントでだらだらと過ごすM子。
フフフンとリズミカルな鼻歌が、バカエミの神経を逆なでする(笑)。

「鼻歌をやめろ、兄嫁め!」
「うるさい、小姑め!」

彼女たちの不毛な戦いはえんえんと続くのである(笑)。

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夕方、めずらしいピックアップキャビンが到着。
サルシカキャンプ・・・もとい海の家合宿初参加の「ダットラブリン」さんと「みえり」さん家族たちであった。

挨拶もそこそこに宴会の準備に入るのが、サルシカ隊である(笑)。

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荷物を解く暇も与えず、さあメシだ、さあ宴会だ、と、強引に「ダットラブリン」さんと「みえり」さんを引っ張り込む。

ダットラブリンさんは、美杉の「クリスティーナ」隊員のお知り合いで、今回参加したのだが、なんとなんと、こちらの息子さんは、驚いたことにバカエミのところの次男と同級生であったのだ。

なんと狭いことよ、世間、そして津!(笑)

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なんか食い物ばかり紹介しているような気がするが、この夜のメニューの一部である。
左上から時計まわりに・・・きゅうりの梅和え(byダットラブリン)、ソーセージの餃子の皮包み(byダットラブリン)、イカの刺身(by岐阜のイカップル)、鯛の姿造り(by近くの漁師さん)。

ダットラブリン夫妻の料理は、速攻簡単ながら、どれも激ウマなのだ。
ビールがとまらない。
ああああ、夜もイカ刺しの幸せがやってくるなんて!
もうホントにハッピーである。

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そしてメインは、朝日屋の肉でバーベキュー!!
海の家のおっちゃんには、感謝の気持ちをこめてスペシャル松阪牛!!!

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食って潜って、潜って食って・・・・。
こうして海の家合宿2日目も、ズブズブによって更けていくのであった・・・・。