第40回「怒涛の海産これでもかぁキャンプ」後半

投稿日: 2008年09月15日(月)21:28

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翌朝、バカエミのとんがり頭ファッションからスタートであった。
暑いのでウェットを着ないで潜るという。

今日は、海の達人ぽぽちゃんを真似て魚を突くのだと息巻いている。

海に出る。ぽぽちゃんは一瞬にして我われの前から消えていった。早い!!

海に出る。ぽぽちゃんは一瞬にして我われの前から消えていった。早い!!

M子の雄姿である。食べることの次に潜ることが好き、だと。

M子の雄姿である。食べることの次に潜ることが好き、だと。

バカエミは夫婦でもめつつ素潜り競争。仲がいいのか悪いのか。

バカエミは夫婦でもめつつ素潜り競争。仲がいいのか悪いのか。

確かに潜れるようにはなった。しかし、そうそう簡単に魚が突けるわけがない

確かに潜れるようにはなった。しかし、そうそう簡単に魚が突けるわけがない

そのあいだに、海の達人ぽぽちゃんは、巨大スズキをゲット!!

そのあいだに、海の達人ぽぽちゃんは、巨大スズキをゲット!!

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メジャーで計ってみたら、全長86cm。
持ち上げるのも一苦労だ。

寡黙かつ孤高の海の達人は、口元だけ微かに笑いつつ、「これは置き土産」といって、フッと風に吹かれるように帰っていった。

どこまでもカッコいいのだ。

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私もカヌーで無人浜めぐりとか楽しんだが、もう今回はこのあたりのことはすべて省略しちゃうのである。

またしても狂乱の夜・・・二日目の宴会がやってくるのである。

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生ビールは午前中からいただいてました。

海の家の裏窓におかわりをしにいくと、和具のおっちゃんが「おつまみつくったったで」と、サザエの刺身を出してくれる。

午後3時のすんごいオヤツである(笑)。

新鮮でコリコリ。ワサビたっぷりの醤油でいただきます。た、たまらん!!

新鮮でコリコリ。ワサビたっぷりの醤油でいただきます。た、たまらん!!

スズキと昨日の残りのイシダイ     これもおっちゃんが料理してくれます

スズキと昨日の残りのイシダイ     これもおっちゃんが料理してくれます

今日の朝、孤高の海の達人が着いて、我われに残していってくれたスズキの刺身

今日の朝、孤高の海の達人が着いて、我われに残していってくれたスズキの刺身

つけた醤油皿に脂が浮かぶが、新鮮なせいかまったく口に脂は残らない

つけた醤油皿に脂が浮かぶが、新鮮なせいかまったく口に脂は残らない

そしてイシダイのお刺身もドドーンと!こんなゼイタクがあっていいのか!

そしてイシダイのお刺身もドドーンと!こんなゼイタクがあっていいのか!

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心ふるえる至極の2ショットです!

各もう1皿ずつあります。
食べても食べても食べ切れません!

スズキのアラの煮つけもやってきました。こいつもウマイ! おっちゃんも大好物!

スズキのアラの煮つけもやってきました。こいつもウマイ! おっちゃんも大好物!

子どもたちのためにおっちゃんが作ってくれた、蒸しスズキの酢づけ。洋風の味。絶品!

子どもたちのためにおっちゃんが作ってくれた、蒸しスズキの酢づけ。洋風の味。絶品!

子どもたちはウハウハ言いつつ争うように食べる。が、えんえんおかわりOK状態(笑)

子どもたちはウハウハ言いつつ争うように食べる。が、えんえんおかわりOK状態(笑)

ぜいたくにもスズキをしゃぶしゃぶに! これまたウマイ! 大人も子供も群がる!

ぜいたくにもスズキをしゃぶしゃぶに! これまたウマイ! 大人も子供も群がる!

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そして、またまたサザエがつぼ焼きで登場!
持参の肉にいつまでもたどりつかない。

なんとかスペアリブだけ焼くが、これまたいい具合に焼けちゃって、もう腹いっぱいで動くのさえおっくうなのに、ついつい手を伸ばしてしまう。

この日も和具のおっちゃんと飲む。

なぜ初めての我われにここまで親切にしてくれるのか。
聞いてみると、

「この辺りは過疎で商売もままならん地域や。あんたらみたいな人がどんどん来てくれやんと、この地域は死んでしまうし、それに寂しいやないか。そやから、ワシのできることで頑張っとるんや。
また来年もこうして大勢で来てくれたら、それだけでええんや」

胸が熱くなるような話だった。
みんな一瞬、食べる手を止めて、日本酒をうまそうに飲むおっちゃんを見た。

もちろんくるともさ。
今度はサルシカ隊全員を引き連れてやってくるともさ。

明日で連休も終わり。
おっちゃんも明日で店を閉めるという。

「また来年、会おうな」

おっちゃんはそう言いつつ、今度はとなりのキャンプグループへ飲みにいった(笑)。

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最終日。
午前中は目一杯、海で遊んだ。

お昼は残った食材でバーベキュー。
それにしても肉が残りすぎ!

最後の最後でまたしこたま食べた。

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孤高の海の達人ぽぽちゃん、
そして和具のおっちゃん、おばちゃん、

本当にどうもありがとう。

来年もよろしく。

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