サルシカ隊がいく 第50回「海女の相差を歩く」

投稿日: 2008年11月14日(金)15:49

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相差と書いて「おうさつ」と読む。
太平洋に面した海女と漁師の町。
70軒もの民宿が立ち並び、夏には海水浴客で賑わうところである。

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隊長とM子は、その相差に一度も足を踏み入れたことがなかったのである。
で、再び牡蠣を買いに鳥羽の浦村まで来たついでに、ちょっと足を伸ばしてみた。

こちらは鳥羽~志摩をつなぐパールロードにある鳥羽展望台。

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パールロードは平成15年に無料化。
利用しやすくなったのだ。

展望台から太平洋が一望できる。

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おおお、地元出身の鳥羽一郎、山川豊兄弟の「兄弟酒」の石碑である。

いかにも観光地といった風情で、なかなかよいものであるなぁ。

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なかなかの絶景です。あーよいやさ、と歌いたくなる(笑)。

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鳥羽展望台から車で15分ほど走ると、海に面した相差の町が見えてくる。

志摩の手前、スペイン村までも近い。

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まず最初に訪ねたのは相差海女文化資料館
入場および駐車無料。
朝9時からやってます。

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M子がなぜ相差に来たがったか。
理由はこれである。
M子はまじめに海女になる方法はないかと考えているのだ(笑)。

残念ながら資料館は非常に小さく5分ほどで見終わってしまう。
しかし、ここはアワビ獲り体験ができるのである!

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あの高級なアワビを獲ることができる資料館?

「そんなバカな・・・」

隊長もM子も信じませんでしたね。

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「まあアレだよ、プラスチックの模型みたいなのが置いてあって、アワビはがしで剥がせなどと書いてあるんだぜ。
アワビはマジックテープか何かで岩にくっつけてあってさ」

隊長とM子はここへ来るまでの車中でいろいろ想定しながらゲラゲラ笑っていたのだ。

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しかし、それはほとんど本当であった(涙)。

違ったのは、
岩に貼り付けてあるのがマジックテープではなく、磁石であったことぐらい。

三重の観光施設には、これまでにもずいぶん笑わせてもらったが、またしてもここでやられてしまったのだ(笑)。

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相差の町を歩く。
昔ながらの猟師町の面影も残されている。

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その一方で、新しい民宿やカフェなども建ち並んでいた。

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で、たどり着いたのが、石神さん
地元の氏神である神明神社の参道にある石神さんは、女神だということで、女性の願い事ならば必ずひとつは叶えてくれるというのである。

海女さんもお参りするということで、M子も・・・。

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これが石神さん。願いを紙に書いてお賽銭箱の横の箱に入れます

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そしてこちらには、あの「ドーマン・セーマン」のお守りも売っています。
M子の狙いは、どっちかというとこちらだったようで・・・

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こちらのお守りはひとつずつ手作り。
ありがたみが違います(笑)。

流行にあわせて、携帯ストラップのお守りもありました。
なんとこちらも手作り。
1個ずつ大きさや形が違います。

スキューバのバディであるバカエミの分もちゃんと買いました。

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再び相差の町を歩きます。

宿が並ぶ町は思ったよりも広い。
飲食店もかなりあって、生活もしやすそう。

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車で入れない細い道が多い

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樹齢700年の大ソテツ

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樹齢700年の大ソテツがある梵潮寺も相差の見どころのひとつ。

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漁師と海女の町だけに、港は活気がある

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「ただいまアジが入りましたので、欲しい方は港にきてください」

ピンポンパンポーンと町に放送が響く。
いいなぁ、町の人は獲れたての魚を買うことが出来るんだなー。

で、こちらには遊歩道がありました。

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はちまんかまど。海に面した海女小屋で、海女さんが料理をふるまってくれる。

海女小屋から海産物を焼くいい匂いが・・・。
その匂いをかいで、空腹になってきたM子は悲しい気分になっている。

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木漏れ日の遊歩道は気持ちいい。
けれど、隊長はすでに疲れている(笑)。

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時おり木の間から海が見える。波の音はすぐしたから聞こえる

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小さな浜に下りることが出来た。が、あとで登るのが大変です

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今回の目的・・・それはまたココ!(笑)。
実は明日、牡蠣パーティをやるので、牡蠣の仕入れにやってきたのである。

今回はクーラーボックス持参。
本当は150個ほど買いたかったのだが、今年は不作で牡蠣の数が少ないので、お店の人に100個ぐらいでカンベンしてくれ、とお願いされる。
うーん、仕方ない。カンベンしてやるかぁ!(笑)

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クーラーに牡蠣を詰めてもらう

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これで浦村牡蠣100個!

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本日も牡蠣を焼いてました

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平日の今日も店の前ではガンガン牡蠣を焼いている。
1個100円。
明日しこたま食べるのに、ついつい食べてしまう隊長とM子(笑)。

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牡蠣100個では足りないので、別の直売所(山安水産)にも行きました。
こちらは牡蠣の食べ放題、バケツ詰め放題が売りのお店です。
どちらも料金は2100円です!!

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で、隊長がバケツに詰め放題に挑戦!
タイル敷きとバランスゲームできたえられているので、こういうのは得意です!(笑)
ガンガン詰め込みます。
50個はいきました!

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「どーだ!」という感じでバケツいっぱいの浦村牡蠣! 明日は宴会だぁ!!