11月22日の日曜日。
津市のだいたてアーケード内にて、三重県の2大ご当地グルメが激突!
赤コーナーは、津ぅ名物のうなぎ!
なんと津市は、一人当たりのうなぎ消費量が日本一なのである!
津といえばうなぎ!
うなぎといえば津なのである!
青コーナーは、四日市名物のとんてき!
グローブ大の豚肉をゴロゴロにんにくと共にファイアーした一品!
いずれも、スタミナ抜群の地域を背負った名物なのである。
その両者が、限定400食ずつを販売し、お客さんに判定してもらおうという真剣勝負なのである!
今回、ビデオカメラマンとして隊員№180のトマト君が初参加!
そしてもちろん、「うなぎVSとんてき」の勝負をジャッジするのは、食べブロガーとして地位を獲得しつつあるM子!
そしてフォトグラファー加納、隊長のワタクシが同行した!
午前10時。
勝負開始と共に、炎が舞い上がる!
そして見る見る間にすごい行列ができていく!!
三重県人は行列になんぞ並ばんのではなかったか!
うなぎの焼き手は、「うなぎのいとう」のご主人。
汗だくなりつつ、なぜにこんな格好をしているのか?
あまりに意味不明なので、本人に問うてみると、
「これは熱さよけや。これで炭の熱を直接受けやんようにしとるんや。ああ、それにしても熱い!熱いわあ、ちょっと焼くの代わってくれへんかぁ」
ますますワケがわからん(笑)。
会場中央に設けられたステージでは、三重県およびその近県のローカルヒーロー、ゆるキャラたちが、それぞれに大騒ぎしている。
が、このあと、伊賀のゆるキャラ「いが☆グリ君」が、客席になかば寝転んでステージを見ていたのをワタクシは見逃さなかった!
ゼッタイにヤツは歩きつかれて休んでいたに違いない!
隊長のワタクシはついついヒーローたちとこのような写真を撮ってしまいました。
一番人気のローカルヒーローは名古屋のオレパンダーであった。
あ、いやいや、ローカルヒーローが主役ではなかった。
戦いは、「うなぎVSとんてき」なのである!
M子は迷いに迷った挙句、まずはとんてき側に並んだ。
並ぶこと15分。
ようやくとんてきゲットぉ!!!
こちらが四日市名物のとんてきだぁ!!
お店で食べるのと、ちょっと雰囲気が違う・・・・。
豚肉がサイコロ状になってしまっているではないか!!
すべてが根元でしっかりとつながって一体化し、野球のグローブのようになっているのが、とんてきではないのか!!
と、激しく思う。
これで500円。
まあよかろう。
ごはんは別売りで150円であった。
うーむ、微妙な金額設定やね~。
しかも、とんてき用の白ごはんと、うなぎ用のタレごはんが用意されていた。
M子は間違って、タレごはんを買ってしまう。
M子にさりげなく差し出されたタレごはんを、おかずもないまま食べるトマト君。
しかもそのタレごはんすらも半分も食べないまま隊長と共に取材に走るのである。
サルシカ隊の新人はつらいのである。
我われがとんてきを食べたり取材をしたりしている間に、うなぎの行列は果てしなくなっている。
トマト「隊長、もう列の最後までうなぎは回らないかも、というてますが・・・」
隊長「アホたれ~、なんで並んどらんだんじゃ!!」
トマト「隊長がこっち来いとあっち行け言うて、タレごはん食え、と・・・」
隊長「アカン・・・うなぎを食わんとどうやって審査するんや・・・おいトマト君、そのへんの人から一切れもらってこい!」
トマト「ええええ!」
などという話をマジでしていたら、「よかったらこれ・・・一切れだけどうぞ」
と、うなぎが差し出されたのである!!
そう、奇跡が起きたのだ!!
そんな優しい声をかけてくれたのは、レディオキューブ(FM三重)のアナウンサー瀧さんであった!
滝さんは隊長のワタクシに「テレビで拝見しておりますよ、ささ、よろしかったらこのうなぎを一切れどうぞ、食べなきゃ審査もできませんものね」というのである。
うううう、ワタクシは感動したのだ。
うれしい!
心の底から私は感動しました!
これから毎日レディオキューブ聴きます!!!
そしてこちらが審査用のスーパーボール。
おいしかった、満足できた、と思うほうの箱にこれをいれ、最終的に重さで判定なのだ。
とんてきはM子から少しわけてもらった。
うなぎはレディオキューブの瀧さんから一切れ分けてもらい、トマト君と半分こした。
さあ、いよいよ審査だ、さあ、どっちにするかぁああああああ・・・・
と、思ってたら、M子に投票されてしまいました。
私たちがどっちに入れたとかの話はしますまい。
が、最終的に勝ったのは・・・・津ぅのうなぎ、でした!!!
次回は2月?
今度は四日市で勝負が行われるらしい。
こういうのは楽しくていい。
でも、願わくば1回並んだら、うなぎととんてきの両方が買えるようにしてほしいのだ。
さすがに両方ならぶ勇気とガッツはないのだ。
結局・・・。
うなぎととんてきでは全然お腹がいっぱいにならず、いろんなものを食べてしまったのだ。
さて、次回あたり、亀山のみそ焼きうどんなども参戦し、三つ巴のバトルロワイヤルなんて感じになっていくと面白いと思うのだが、いかがであろうか。