久しぶりの「まる三重レポート」である。
しかも舞台は滋賀県である(笑)。
しかし、お隣があっての三重なのだ。
近隣はみな仲良し、みんなでいっしょにゲンキいっぱいなのだ!(笑)
2009年の春、サルシカGW大キャンプで、くま先生の家族と共に滋賀県から参加した「たっつあん」と「いかりんこ」さんを覚えていらっしゃるか。
しっかりサルシカ隊にも入隊し、「たっつあん」は農業事業部長という肩書きがつけられている。
サルシカGW大キャンプの際、たっつあんは脱サラして、就農準備まっしぐらの時期であったのだ。
で、この夏、巨大ビニールハウスを建てたり、水路を引いたり、ミツバチを飛ばしたりといろいろやって、そしてついにこの11月に見事トマトが実ったわけであーる!
[googlemap lat=”35.018794″ lng=”136.212608″ width=”400px” height=”300px” zoom=”8″ type=”G_NORMAL_MAP”]滋賀県蒲生郡日野町三十坪[/googlemap]
たっつあんの「TAKA FARM」は、滋賀県蒲生郡日野町三十坪2158にある。
通りに立てられたこの看板が目印。
看板を入ると、巨大なビニールハウスがどどーんと伸びている。
まだビニールが新しくてキレイ。
遠くからみて、あ、あそこだ、とわかったくらいである。
毎日営業というわけではないが、収穫の時期は基本的に日暮れまで営業しているそうである。
手作りのログハウスを回り込むと・・・おおお、たっつあんがいました。
お久しぶりぃ!!
半年振りぐらいの再会です。
「これは今朝とれたやつですよ」
おおお、なかなかうまそうだ。
就農してはじめての収穫は、うまくいったようだ。
8割がたは市場に流し、残りはこうやって直売しているという。
「で、売れてるの? 大丈夫?」
不安になって思わず聞いてみたが、隊長のワタクシと話している間にもお客さんがやってきて、ビニールハウスを覗いて「は~」だの「ふ~」だのいい、そしてトマトを買って帰っていくのだ。
ぜんぜん心配いらないようである。
で、さっそく隊長のワタクシもビニールハウスの中を覗かせてもらいました。
中はしっとりと温かい。
そして広い、というか、思い切り長い。
えんえんとトマトの道が続く。
先が見えない。
あまりに長くて、たとえば摘み取り作業をはじめても、端から端までやるともう一日が終わり・・・みたいな感じになるという。
このビニールハウス内の畑には土はあまりない。
トマトが育っているのは、土が入ったU字溝のようなところ。
それが線路のように何本か、えんえんと延びている。
このトマトの線路の中を、養分の入った水が流れているらしい。
しかも循環するシステムになっているので、無駄がない。
これを「少量土壌培地耕」というのだそうだ。
限りなく農薬を減らし、近隣に流出しないように配慮されているのだとか。
たっつあんの許しを得て、でっかいのをひとつかじってみました。
パンパンに張った実から汁がほとばしる。
じゃこ、じゃこ、っと食べる。
うまい。
たっつあんのトマトは大玉桃太郎系。
甘さは控えめだが、ジューシーで味わい深い。
帰るときに、トマトを数箱購入。
一箱は日ごろお世話になっている「割烹やまき」に届けました。
今度飲みに行ったときに、味の評価を聞いてきますね、たっつあん!!
TAKA FARM(タカファーム)のこだわり。
# 農薬を極力控えたこだわり農法。
# 水は地下水を軟水処理して使用。
# クロマル(ミツバチ)による自然交配 。
# 敷地内販売および近隣の直売所に出荷し地産地消を推進。