三重の地酒をテーマにした県下初のガイ ドブック「酒菜好日」発刊

投稿日: 2010年10月02日(土)10:49

「三重の100人」でもご紹介した季刊誌「NAGI」を発行する月兎舎からのお知らせです。
写真師マツバラも大いに力を注いだガイドブックの紹介です。


みなさま、10月1日は何の日かご存じですか? 
赤福のついたち餅? コーヒーの日? 
いえいえ、どれも正解ですけど、実は「日本酒の日」なんです。

この日、季刊誌NAGIを編集する月兎舎より、三重の地酒をテーマにした県下初のガイドブック「酒菜好日」が発刊されました。

海山の自然に恵まれた三重は、伊勢海老やアワビ、松阪牛、伊賀牛など美味なる食材に事欠かず、古くから酒づくりも盛ん。
また、米づくり文化の殿堂・伊勢神宮では、御料酒のうるわしい醸造を祈る「御酒殿祭」が脈々と伝えられています。
地酒は、風土が育む「飲むスローフード」なのです。

ところが、世界各国で地酒の消費が落ち込む中、日本人が日本酒を飲む量も年々減っています。
ほんの四半世紀前まで、県下に70余を数えた蔵元は、現在41蔵にまで減少しました(県酒造組合加盟酒造場)。

 
そこで、日頃から地産地消をテーマにする『NAGI』編集室では、地酒復興の一助となるような単行本を企画・編集し、10月1日(日本酒の日)に発刊したというわけです。

【本書の内容】
三重の地酒が飲める飲食店(45軒)をメインに、美酒を醸す蔵元(15軒)、地酒が手に入る酒販店(14軒)などを紹介し、地酒ファン拡大をめざすガイドブック。
三重県オリジナルの酒米「神の穂」で造る酒や、「伊勢神宮の米・酒づくり」、蔵元・酒屋との「三重酒の未来を考える」対談なども収録。

【本書の特徴】
○三重県初の本格地酒ガイド
○女性や若者などビギナーにも興味を持っていただける仕立て
○お酒を飲まれない方にも、おいしい郷土食のガイドとして使っていただけます

【掲載項目】 
●地酒と肴がうまい店…………………45軒(北勢14・中勢12・南勢10・伊賀9)
●酒蔵案内………………………………15軒(北勢5・中南勢5・伊賀5)  
●地酒が買える酒屋……………………14軒(北勢5・中南勢5・伊賀4)

○今宵も酒菜好日 女三人の外呑み(P4~9)
○酒は神が醸すもの 伊勢神宮の米・酒づくり(P10~13)
○三重県初の酒造好適米 「神の穂」で仕込む酒(P58~59) 
○座談 三重酒の未来を考える(P97~102)
○陶芸家・横山欣司さんちの家呑み会(P114~117)

【本書の概要】
書 名   酒菜好日 しゅさいこうじつ
仕 様   B5変型判 120ページ(うちカラー112頁) 
発行日   2010年10月1日 ※「日本酒の日」です
定 価   1,000円(税込)
販売店   三重県下の主要書店・主要スーパー・道の駅・本書掲載店など

本書に関するお問い合わせは 月兎舎(担当/坂)まで
三重県伊勢市馬瀬町638-3 TEL.0596-35-0556 FAX.0596-35-0566
E-mail usagi@i-nagi.com 
ホームページ http://www.i-nagi.com