text/M子
超辛党な私には珍しいチョイス。
スウィーツな『イチジクのコンポート』でございます。
マイバイブル『クッキングパパ』の24巻に載っており、いつかは作りたいと思っていたデザート。
よもや、自宅の庭でイチジクが採れ、それを使って作れる日が来ようとは・・・!
しかし肝心の『クッキングパパ』は蔵の蔵書・・・その蔵は完全に魔窟状態で、本に辿り着けません(泣)
今回はネット頼みで、レッツ・クッキング!
あ、その前にまずは収穫を。
全く葉も落とさず手入れしていないのに、今年は何故か大豊作。
夫の手に余るほどの巨大さ。
本日の収穫。
すべて大きいです。お店で売っているものの1,5倍くらいあります。
既に割れちゃったのはコンポートに出来ないので、そのまま齧ります。
・・・にしても、この造形・・・誰がイチジクの内部をこのように決めたのか、知りたいです。
どんな進化の過程で・・・。
などと考えても仕方ないので、サクサクと。
コンポートの作り方は色々あるようなので、ネット上の情報からランダムにチョイス。
イチジク自体も皮をそのまま残す方法と、皮をむく方法と。
私は口当たりを良くしたいので、皮をむくことに。
いったん熱湯に湯通しすると、むきやすくなるというので、実践。
氷水に晒します。
おお、本当にスルスル剥けます。
ただし硬いところは薄皮とともに身も剥けちゃうので、気をつけてください。
剥き終わったのがこちら。
大きい上に、熟しきって柔らかいので、ともすると潰しそうに・・・。
材料は、
〇赤ワイン・・・200cc
〇水・・・・・・・・・100cc
〇レモン汁・・・1個分
〇砂糖・・・・・・・イチジクの重さの3割くらい
・・・ですが、これだとかなり甘くなるので、砂糖は2割で充分でした。
他にも八角やシナモンなどを入れるようですが、まずはイチジクの味だけで勝負!
ちなみに、白ワインや日本酒でも作れるそうです。
材料を全部お鍋に入れて、着火!
沸騰したら落し蓋をして、弱火と中火の間くらいの火加減で20分ほど煮込みます。
落し蓋は、真ん中に穴を開けたアルミホイルで充分!
ザッツ・大雑把クッキング!
完成したら、粗熱を取ってから容器に入れて冷蔵庫へ。
キンキンに冷やします。
そして・・・。
アイスクリームを添えて完成!
イヤッホオオウゥゥゥ!
自分で言うのも何ですが・・・なかなか美味しいです。
赤ワインの香りとイチジクの香りのハーモニーが、絶妙・・・。
コンポートが濃厚なので、アイスクリームは、ハーゲンダッツなどリッチなものではなく、『爽』などのサッパリ系の方が合いますよ。
・・・しかし食べ続けていると、確かに、スパイスっぽい香りが欲しくなってきます。
次に作る機会があったら、シナモン、八角、クローブは是非物ですね!
次も作れるという幸せ。
庭にイチジクの木があるって素晴らしい!
ご馳走様でした!