第76回「鳥羽の今浦朝市でうなる!」

投稿日: 2014年04月08日(火)21:25

提供:ゲンキ3ネット

第76回『隊長レポート』2014年4月

行列が出来る朝市が鳥羽にあると聞いたサルシカ隊長は、早起きして山から突撃〜!!!

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鳥羽市街からパールロードに入り、10分ほど走ると、目の前に海が広がる。
麻生の浦。
牡蠣の養殖や釣り堀のイカダが数多く浮かぶ様子からも、豊な海であることがわかる。

その麻生の浦を横断するのが麻生の浦大橋。
今回はこの橋をわたってはいけない。
鳥羽市街から見て橋の手前に「今浦」と書かれた大きな看板がある。
それをくぐって中へ入るのだ。

そこが鳥羽の今浦地区。
目の前が海、そしてすぐうしろに山が迫り、海の幸、山の幸に恵まれたところだという。

そこに月に2回開かれる朝市がある。
今浦朝市。
2007年にスタートしたその市は、なんと行列が出来るほどの人気なんだそうだ。

で、ワタクシはさっそく行きました。

きっとおいしいものがあるに違いないと確信を抱いたのも理由だが、なぜ県内外から人を集めることができるのか知りたいと思ったのだ。

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到着と同時に8時のオープン時間になってしまったので撮影はできなかったが、確かに行列ができていた。
その数15名ほど。
ワタクシが車を降りると同時にドアが開いて、雪崩れ込むように店内へ消えていった。

いきなり焦る(笑)。
慌ててワタクシも店内に飛び込む。

したらば!!
そこはデパートの産直市のような大賑わいではないか!!!

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鳥羽の海の幸、畑でとれた新鮮野菜がどどーん!!
かきごはんや炊き込みごはんなどの加工品もある。
もちろん季節の牡蠣も!!!
さりげなく値段が出てるが、安い。
他のものも安い。
しかも新鮮なものばかり!!!

こちらの市は、「麻生(おお)の浦会」という地域のおかあちゃんたちが立ち上げたグループが運営している。
あまりの人気のため、すぐさま商品が売り切れてしまうため、いまでは味噌も仕込んで販売している。
その名前も「今浦味噌」。
ばあちゃん自慢のてづくり味噌であるという。

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しかも!!
味噌以外にも海産物の加工品など商品開発にも積極的に取り組んでいる。
こちらはいま三重県が積極的に取り組んでいる「アカモク」という海藻を使った商品を販売している様子。

最近ではFacebookでの情報発信にも取り組み、いずれはネット販売もやっていきたい、いやもっと言うならば海と山の幸のレストランもやりたい、と意気込んでいるのだ。

パワフルなおかあちゃんたちの話を聞いている間に、すっかり商品はなくなり、なにも買うことができなかった!(本当!)

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でも。
買えるときに見つけたこの看板に感動。
寒い中、開店を待つお客さんへの気遣い。
これも人気の理由のひとつなんだろうなあ。

よーし、今度はもっと早く、そしてゆっくりと買い物にくるぞ〜。


今浦朝市(麻生の浦会)の様子は近く三重テレビ「ゲンキ!みえ!」で紹介の予定です!