久しぶりにイベント出店なのだ。
「ぎょれん祭 おつかれサマーin松阪」。
その名前の通り、三重県漁連が主催の、三重の海の幸、海の家メニューを楽しむイベントで、まさに海の家を松阪に出現させてしまおう、というもの。
今回がはじめての開催である。
企画の段階からいろいろ関わらせてもらったサルシカなので、お店も出して盛り上げようではないかということにったのである。
イベント当日の朝。
なぜか古畳を軽トラに積み込む中谷の父ちゃんと居候2号のイブキくん。
この古畳は前日までにふたりが名張にある鼻笛大工の池山さんの倉庫から運んできてくれたものである。
これを会場へ持ち込むのである。
ま、もう想像ついた人もいるかも知れないけれど、海の家だからお座敷をつくろうじゃないかという作戦なのだ。
こちらはお店の方の準備。
前日までに中谷の父ちゃんがほぼほぼ整えておいてくれた。
イベント出店は久しぶりであるが、これまでに何十回と回数を重ねているプロフェッショナルなわれわれなので、こういう準備に抜かりはない。
会場は松阪。
のりの流通センター。
大きな物流倉庫や駐車場がある。
そこでイベントを開催するのである。
まずパレットを敷いて畳を敷き詰める。
はい、海の家のお座敷の完成!!
流通センターだけあってパレットが山ほどあるので、もう使いたい放題!(笑)
はい、こちらにも!!
テントを張って、テーブルと座布団を並べると、もうすばらしくコーフンする野外お座敷の出来上がりなのだ。
ああ、出店なんぞしてないで、本当はここで三重の貝や魚を食べながら生ビールを飲みたいぞ。
ごろごろ寝転んでいたいぞ。
ただし、この日の気温は36度越え。
じっとしても汗が出てくる。
地面に近いところだと、反射熱でさらに熱い。
しかも風が吹いても、アスファルトで熱せられた熱風だ。
さあ、続いてはわれわれサルシカの販売ブースだ。
これもテキパキと、あっという間につくりあげてしまう。
ヘルプで参加してくれたワークショップ高木の動きがいい。
ありがたい。
今回の調理担当は居候2号のイブキくんの予定であった。
サルシカの直営店である「おばんざいバルすみす」からエプロンも借りてきている。
が、イブキくんを厨房に入れてしまうと、中谷の父ちゃんとワークショップ高木とわたくしのおっさんトリオが接客ということになる。
やはり前面に立つのはイケメンの方がよかろうということで、急遽厨房係に中谷の父ちゃん、ヘルプにワークショップ高木、接客がかりに居候2号のイブキくん、わたしがそのヘルプという体制に変更になった。
「なんだよなんだよ、オレが接客じゃあ売れねえってことかよ」
中谷の父ちゃんは笑いつつもかなり本気で怒っていた。
「まあ、そりゃあねぇ・・・・」
ワークショップ高木とわたくしはそのときは言葉を濁したが、まあぶっちゃけそういうことである(笑)。
で、われわれが売るものであるが・・・・
それは、「えいらくのすり天揚げたて」である!!
津新町駅にあるおじさんの憩いの店「えいらく」の人気メニューであり、特別にすみすでも販売させてもらっている「すり天」!
これをすみすの看板で販売するのだ。
もちろん屋台で揚げてアチアチなのを召し上がっていただく。
それと、カツ丼!!
うそうそ。
これは和風レストランさとのランチメニュー。
準備がすばやく終わったので、一旦会場を離れてみんなでお昼ごはん。
余裕をぶちかましてるのだ。
メシを食って腹ぽんぽんで会場へ戻る。
会場はどんどん設営されていた。
ぎょれんのみなさんが汗をかきかき動いている。
それを横目にわれわれは遊ぶ。
手作り顔パネ。
やらずにはいられない、わたくしたち(笑)。
小さなお子さん用におもちゃの釣りのゲームも用意されていた。
勝手に遊ぶわたくしたち(笑)。
これは無料で、釣れるとお菓子がもらえる仕組み。
「釣ったど〜!!」
おっさんたち、本気で遊ぶ。
そして準備に忙しいスタッフの人にお菓子をよこせとせがむ(笑)。
こちらは有料のゲーム。
コイン落とし。
水槽の中にお皿が沈めてあって、そこにコインを落とすと景品がもらえる。
難易度の設定中だったところに突撃し、遊びまくる。
これが結構むずかしい。
おじさんたちは、人の迷惑も顧みず騒ぎまくる(笑)。
あ、遊んでいるうちに1回めが終わってしまった。
次回、いよいよぎょれん祭スタート!!
記念すべき初回イベントの全容にせまる!!!!