「ワインとたこ焼きの夜@ランタン①」第509回サルシカ隊がいく

投稿日: 2017年01月27日(金)09:04

いま、絶対にこんなことをしている場合ではないのだ。
ワイン片手に「カンパイ」をしていたらイカンのだ。
バカバカバカなのだ。

が、やってしまうのが、われわれサルシカなのである(笑)。

おばんざいバル・ランタン・・・・・
あ、違った(笑)、
キャンプバー・ランタンはついに工事が終了し、メニューもほとんどが決定。

2Fの秘密のお部屋も、ご覧のとおり。
あとはお客さんを待つばかり・・・・。

ではないのだ。

実はこれからお店のオペレーション、接客の特訓がはじまっていた。
サルシカ隊長の奥田がまさに鬼軍曹となって、

「手を洗え!!」
「使ったマヨネーズを片付けろ」
「皿を先に出せ」
「笑え」
「見送れ」
「起立」
「礼!」

矢継ぎ早に指示を飛ばし、マスターみずのっちは隊長の冗談にも付き合って腕立てやら腹筋30回をおりまぜつつ、接客業の基礎を学ぶのであった。

そんな水曜日の夜。
ランタン開店まであと10日を切った夜・・・・

たこ焼き販売「伊勢路」のワゴン車が津市大門にやってきたのである。

そして設置したばかりのランタンのガスコンロを追いやり、巨大なたこ焼きのコンロを設置するのである。
そうなのだ。

あまりにマスターみずのっちの覚えが悪く、彼をクビにして、ランタンをたこ焼き屋にしてしまうのである・・・・。
んなアホなって?
冗談だけど、たこ焼きはやっちゃうのだ(笑)。

写真左/たこ焼き「伊勢路」マスターのせきぐちっち。
写真右/キャンプバー・ランタンのマスターみずのっち。

伊勢路マスターのせきぐちっちには、サルシカ秘密基地の年末の餅つきや、サルシカ副隊長キヨちゃんの吉川自動車に出店してもらったりして大変お世話になっている。
昨年松阪で開催された「ぎょれん祭」のときには、炎天下のもと、サルシカや串揚げの「まるう」と共に出店した。

そんなせきぐちっちとみずのっちは知り合いであった。
ムリをいってランタンへの臨時出店をお願いしたわけであるが、せきぐちっちには「サルシカの2号店だ」としか伝えていなかった。

たこ焼きコンロを持ってやってきたせきぐちっちは、店内で準備しているみずのっちを発見して、

「あれ、みずのっち、来てたんですか?」
「久しぶり」
「コンロを置く場所、誰に相談したらいいですか?」
「あ、おれ」
「いいんですか勝手にみずのっちが決めて」
「え、だってオレがやる店だから」
「は?」
「だからオレがマスター」

せきぐちっちは目を丸くして隊長のわたくしを見るのである。

と、そこへ、本日の主役が現れる。
三重テレビ放送の情報番組「とってもワクドキ」の生放送を終えたアナウンサーの稲葉寿美さん。
そして同じくアナウンサーの近藤直美さん。

あいさつも早々にせきぐちっちといっしょに打ち合わせがはじまる。
しかもテーブルのうえにはどっさりと食材が。

松阪牛、ウニ、フォアグラ、生ハム、ほたて、からすみ・・・・
塩辛やチョコレートってのもあった(笑)。

高級食材と珍味が大集合。

グルメブロガーM子も参加して、

「これとこれでしょ」
「あーでもこれとこれもいいんじゃない」
「私はこれとこれがいい」

何やら真剣に打ち合わせがはじまるのである。
稲葉さんはソムリエ、M子は調理師とフードコーディネーターの資格を持つ。
そのふたりに挟まれるたこ焼き屋(笑)。
一体なにがはじまるのか。

ま、何はともあれ、泡でカンパイ。
今回の稲葉チョイスはロゼ。

では、なにはともあれカンパーイ!!!!

「ちょっと口が寂しいから、このからすみ切っちゃおうか〜」

さっそく自ら反則をする稲葉さん。

「稲葉さん、それ違います・・・・。
それ、僕が使うからすみです・・・・」

と、目で言っている、せきぐちっち(笑)。

うそうそ。
からすみを食べつつも、その後も稲葉さんと真剣に打ち合わせ。

中に入れるか上に乗せるか。
それとも粉末にして生地に入れるか・・・・。

そう、今宵、あらゆるたこ焼きがつくられ、試されるのだ。
いったい何のために?
なぜこのタイミングで??

それは次回!