めぐみごはん第2回「公園のヤマモモ酒」

投稿日: 2011年07月03日(日)13:15


テキスト/M子  写真/隊長

めぐみごはん、満を持しての第二回。
『ヤマモモ酒』です。
「また酒かよ!」との声が聞こえてきます。
その答えは、
「作っているのが私だからだよ!!!」です。

ひだのさんからヤマモモ情報を受け、ただちに某公園に出動いたしました。

公園内を徘徊するM子。
この日の気温34度。くそ暑いです。
しばらく家にこもっていた私にとっては、温度差とか日差しが激しすぎます。
でも探す。

あった!
お目当てのヤマモモです!
しかし恥ずかしながら、ヤマモモの木を見るのは生まれて初めて。
結構大きいんですね。
イメージでは「つつじ」くらいの大きさの木にたわわに実っているイメージでした。
しかも下のほうの枝は、もう取られ尽くされています。
何の器具も用意していなかったのが悔やまれる・・・。

スゴイ!
木の下はさながらじゅうたん状態。
こうしている間にも熟した実が、落ちてきます。
頭に当たったり、結構危険。

落ちた実を拾っていたのですが、頭上を見るとフレッシュなヤマモモちゃんたちが・・・。
くやしい・・・。
というわけで、夫と合体!
と言っても残念ながらエロス方面ではなく、ただの肩車。
これでようやく上のほうの枝になっている実をゲットだぜ!
小柄な私と大柄な夫だからこそ出来るワザです。
しかしふと冷静になると、40歳の女と45歳の男が肩車をしてヤマモモ取り・・・道行く人の失笑を買うわけです。

でもいいんだ!こんなに取れたんだもん!
その量、およそ1kg。

まずは水洗い。
ヤマモモの表面は、若干ペタっとており、砂やら葉っぱがくっ付いているので、丁寧に洗いますよ。
しかも実が柔らかいので潰さないよう・・・けっこう手間のかかるヤツです。

洗ったらしばらく水に漬けておきます。で、その間に準備。

前回と同じ果実酒セットに、なぜかバーナー。
その理由は後ほど。

水から上げたヤマモモを軽く拭いて。
なんかこの光景、見たことある・・・!
軽くデジャブ。
ちなみにヤマモモは別にちょっと取り分けたので、800gほど。

ホワイトリカー瓶に投入。
実が小さい分、こまめに飛び散るので、枇杷酒の時よりダメージがでかいです。
今回は氷砂糖200gにレモン2つ分にしてみました。

完成。
ここから待つこと、1~3ヶ月。
実は枇杷酒よりも、ワクワクしています。

そしてここからはオマケ。
取り分けておいたヤマモモとスライスレモン。

すべて、めっちゃ目分量。
砂糖をザカザカ。水とレモンとぶち込んで加熱!
ぐつぐつ煮ること15分。
ちょっと冷まして、キッチンペーパーで濾して・・・。

ヤマモモジュース(の素)。
すごい濃いいです。

炭酸で割って完成!
すごい綺麗!

そして美味しい!

甘酸っぱくて滋味深い!
普通に販売されているジュースが、いかに砂糖が多く色々なものが添加されているのか・・・。
ちょっと考えちゃうほど、自然の味がします。

これこそもっと作れば良かった~・・・と、しみじみ語り合うM子とm子。
来年は、もっと準備してヤマモモ取りに行くぞ!
・・・と誓った昼下がりでした。