「刈って運んで乾燥せよ!」第272回サルシカ隊がいく

投稿日: 2014年09月22日(月)09:09

s272-01写真/エネオス稲ちゃん(一部) 文/サルシカ隊長

サルシカ米2014の収穫がはじまった。
ワタクシはサルシカ田んぼの稲刈りのみのお手伝いであるが、農業支援スタッフでもある2人のおじさんたちは、本当にもうあちこちの田んぼのお手伝いに出かけ、研修を受けまくったのである。

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ここは野生児やっさんの田んぼ。
たぶんここで5カ所目ぐらい。
サルシカの新スタッフのおじさんたちは、もうすでに稲刈りのエキスパートなのだ。
私だって2回しか体験していない稲刈りを、もう5回も体験している。
が、彼らは田植えを体験していない。
今のところ、刈るだけ専門のエキスパートである(笑)。

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二人は慣れない作業の連続でヒイコラ言っているが、クサガメを見つけて大騒ぎしたり、ヒエ抜きに集中して悟りを開いてしまったりとそれなりに楽しんでいるようである(笑)。

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さて。
サルシカ米のその後の作業である。
田んぼで収穫した籾つきの米を巨大袋に入れて、津市内の某所へと運ぶ。

ここはタニガワさん所有の倉庫で、米の乾燥機などが設置されている。
キヨちゃんが交渉してくれて、燃料代だけで米を乾燥、玄米にしてもらうことになったのだ。
苗を買うだけで「破産だ〜」とわめいている貧乏団体なので、非常に助かる。
感謝なのだ。

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その代わり作業は自分たちでやらねばならない。
大変だけれど、稲刈りからの作業がすべて学べるのだ。

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後ろにそびえ立っているのが米の乾燥機。
手前のボックスに米をまず放り込み、ここからバキュームで乾燥機へと送り込まれる。
米の量、重さからいって重機がないと、とても無理な作業だ。

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さあ、米を放り込め〜。
巨大袋のお尻の紐を外すと、米がずるずるずると放出される。
モミがついたまま一昼夜乾燥させる。

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今回、乾燥からモミ摺り作業までお世話になったタニガワさん。

「地域のためにがんばっとるNPOなんやから、こっちも協力せんとなあ」

なんともありがたい言葉である。

まだサルシカ第一田んぼの分のみである。
第ニ田んぼの分も控えている。
しばらくお世話になります!!

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さあさあ、お米ちゃんたち!
おいしくなって帰ってくるんだよ〜。

出来上がるのは翌日の夜。

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というわけで、ワレワレは遅めのお昼ごはんを近くのスガキヤでいただいてミッション終了なのである。
あ、スタッフ2名は引き続き、次の田んぼへ(笑)。
ご苦労さまなのである。

次回は、サルシカ秘密基地のある美里町平木のサルシカ第二田んぼの稲刈り!
こちらは昔ながらの方法で、はさがけまでやります!!!