「秘密の石釜パン焼き女子会 前編」第263回サルシカ隊がいく

投稿日: 2014年06月10日(火)12:00

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M子です。

ことの発端は、4月に開催された『秘密基地トイレ最終決戦!②〜パンを焼く〜』イベント。
この数日前に、石釜用の鉄の蓋が完成していたのです。
ならば秘密基地の工事の横で石釜に火を入れて、試しにパンを焼いてみようではないかと。

結果、大成功でした。
それにしても『石釜+パン』の威力はスゴいです。
「石釜パンを焼くよ〜」と声をかけると、女子たちのざわめきが聞こえてくるほどです。

で、全然別の用事で、今をときめく三重県美杉町の『むらのわ市場』を主催する吉田菜穂子さんに、その話をしたところ、

「私も焼きたい! もうすぐ誕生日なので、その日に焼かせて!」

そこからトントン拍子に『秘密の石釜パン焼き女子会』開催決定。

ちなみに今回は完全招待制。
M子が「パン好き」と認識している人だけ、招待させていただきました。
夫は火の番とカメラマンとして、参加。

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そんなわけで6月3日。
朝10時から火を入れはじめ、11時にはパン好き女子10名が、自慢のパン生地、またはパンのお供を手に、集合いたしました。

メンバーは、お誕生日の吉田さん、手作り酵素教室を開催している河野鈴鹿さん、『和洋喫茶レモンの木』のレモンちゃん、そしてなんと久居の天然酵母パン店『ChouChou』さん!
本職の方までお呼びしちゃいましたよ。
他は前回のパン会のメンバーとほぼ同じです。

あ、サルシカで一コマ日記を掲載している、シャンティさんも、パン焼き師・Mioさんとともに参加です。

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天然酵母作りに欠かせないのが、この発泡スチロール箱。
温度管理に最適らしく、パン種持参組は、マイ発泡スチロール箱を持参(笑)
パン焼き初心者の私は、ビックリしました。
箱の中では、パン種たちが焼かれるタイミングを待っています。

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ChouChouさんの天然酵母パンの生地。
すごいです!
フルフルでようやく形をとどめています。
聞くと水の割合が90%!
つまりですね、例えば300gの粉に対して、水が270cc。
水分が多ければ多いほど、焼き上がりがもっちりとして、伸びが良い。
でも、生地がべとべとで、扱いにくいため、かなり難しいのです。

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石釜は、いったん温度を500℃以上に上げ、そこからパン焼きの適度である250〜280度まで落として行きます。

「ま、まだ380度あるから無理だって・・・」

という夫の制止を振り切り、

「大丈夫だって!入れちゃうよ〜〜!!」

と、石釜にパン種を突っ込むChouChouさん。
男前です。

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20分後。
見よ! この焼き上がり!
思わず歓声と拍手が!
パーフェクトです!

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断面も、ほら!

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そして、吉田さんや河野さん、実は美里町在住の杉平さんたちによるサラダ、M子作の実えんどうのヴィシソワーズ、メグーちゃん作のマルベリージャム、Mioさんのマーマレイド、レモンちゃんからは某アイスクリーム屋さんの試作品であるクリームチーズ・・・気づけば、超ステキ女子会。

この秘密基地で、こんなに優雅な会が開催されたことがあったでしょうか。
いや、ありません。

というわけで、優雅に後半に続きます。