「はじめての日中大工!」第451回サルシカ隊がいく

投稿日: 2016年10月18日(火)08:23

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今年7月末から粛々と続いているサルシカ軽キャンカー制作。
一体いつになったら完成するのだ!?
と、たくさんの人に心配・・・・いやバカにされているのであるが、まあみんな仕事をしつつ、はたまたサルシカのさまざまな活動をしつつやっているので仕方ないのだ。

そもそも、大工仕事に関しては、これまでずっと夜の作業のみで、一度も昼から、それこそ丸一日を投入して作業したことはないのだ。

それが唐突に。
大工の坂下さんから、「まるまる時間が空いたので、いよいよ本格的にやりますか!」と連絡があった。
日中の本業が忙しかったのであろう、1週間ほど夜の軽キャンカー大工仕事をお休みしたあとの話であった。

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その日はめずらしく朝から快晴。
カフェモードになっていたサルシカ秘密基地を、作業戦闘モードに変更する。

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朝8時すぎ。
大工の坂下さんがやってきた。

コーヒーを飲んで段取りの打ち合わせをしたあと、作業に入る。

「やっぱり昼間の作業はいいなあ!
なにがいいって、よく目が見えるよ、ホントに!」

そうなのだ。
最近サルシカ隊の面々は高齢化が進み、みな老眼で苦しんでいる。
何を隠そう、隊長のわたくしも遠近両用のめがねを密かに持っていたりする。

薄暗いところでは、ネジすら打つのが大変なのだ。

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今回のために投入した型取りマシーンが大活躍。
これで車の微妙な型をとり、板を切り抜いていくのである。

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とはいえ、
微調整は大工さんの仕事。
ノコギリ、カンナで形を整えていく。

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ギャレー(キッチン)の側面の前部分が出来た。
これでギャレーが自立する。
大きな前進。

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一方、隊長のわたくしはというと、小さい木片を4つ用意し、それを黒スプレーで真っ黒にしちゃう。

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これは、後部座席を折りたたんだ時、土台になる。

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木片を入れて高さを追加したことにより、ご覧の通り折りたたんだ座席がほぼ水平になった。
この上にベッド用のマットが乗るため、まっすぐにする必要があったのだ。

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木材および食料調達係をしてくれている中谷の父ちゃんは、

「坂下さんと隊長のお昼ごはんを買いに、『ひさい緑の風マルシェ』に行ってくるよ、ちょっと待っててね〜」

と、軽トラで出かけていく。

ひさい緑の風マルシェは、久居げんき会がやっている毎月第3土曜日に久居駅東口「緑の風公園」にて開催いる定期開催イベントで、みずのっちやファンキー平くんをはじめ、たくさんの知り合いが関わっているのだ。

しばし後、中谷の父ちゃんのタイムラインを見ると、

「坂下さん、隊長、おいしいカレーとパンを買ったからね〜。
いまからピザを食べるから、もうちょっと待っててね〜」

おいおいおまえは食うんかい!!
お昼を越え、飢えた大工と隊長は吠える(笑)。

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父ちゃん土産のカレーとパンにありついて、午後の作業に入ると、ブロロロロとはげしい音が聞こえて、ヴァナゴンがやってくる。
サルシカのキャンパーを代表するひとり、ヴァナゴン太田の登場!

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「え、まだここまでしか出来てないの??
もうちょっと進んでると思ったけどなあ、へえここまでしか出来てないんだあ、へえ」

ぼそぼそとムカつくことを言う(笑)。

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ヴァナゴンに乗り続け、壊れては直すというのが変態的楽しみになっている太田さんに電気関係の指南を受ける。
太田さんのヴァナゴンはもともとの電気関係パーツはほとんど残っておらず、オリジナルのものになっている。

それだけにモーレツな知識がある。
サブバッテリの周辺を中心にいろいろ教えてもらう。

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その間に、ギャレーの骨組みがほぼ出来上がっていた。

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車に設置。
おおおおおおおおおお!!!
ようやくキャンピングカーらしくなってきたではないか!!

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タンクをそのまま水道にしてしまうという、場所と電気の節約設計!!

いよいよ次回から、劇的に工事は進む。
・・・・はず。
である(笑)。